GO GLOBAL

FLP国際協力プログラム 中川康弘ゼミの学生が「東京都ダイバーシティ・プレゼンコンテスト」に出場

2023年12月21日

 2023年11月26日(日)、多文化共生をテーマにしている都内5大学(明治大学・法政大学・東京都立大学・東京女子大学・中央大学)のゼミによる、ダイバーシティ・プレゼンコンテストが、東京国際フォーラムで開催されました。東京都主催「ヒューマンライツ・フェスタ東京2023」の一環として行われたイベントに、FLP国際協力プログラム 中川康弘(経済学部  教授)ゼミからは、伊東星凜・河村歩瑠・坂本優芽・難波舞・新村綾菜(文学部)、鷲巣嘉信(法学部)の6名が登壇しました。

コンテストに出場した学生によるレポートをご紹介します。
コンテストは新しい学びの機会になりました
 私たち中川ゼミは、日本語教育を起点に、多文化共生や異文化理解を社会的文脈で観点から考えているゼミです。今回は、普段のゼミとタイでのフィールド体験から学んだ、私たちが他のアジアに向ける無知や無関心のまなざし=「アジアンオリエンタリズム」という概念を軸に、多文化共生の実現のための政策提言を行いました。学びをどうプレゼンテーションの型に落とし込むか、準備過程でそれぞれの考えをまとめる困難さにも遭遇しましたが、一丸となって議論を重ねていくことで、無事に本番を迎えることができました。

 大会では、「アジアのこと どれだけ知っていますか? 歩み寄りから始まる多文化共生」というタイトルで、プレゼンテーションを行いました。惜しくも入賞はできなかったものの、東京都に一石を投じることはできたのではないかと思います。そして何より、協働で一つのものを作りあげていく新しい学びの機会を得て、一人ひとりが大きく成長することができました。
 また、コンテスト当日に、他の参加大学のそれぞれオリジナリティあふれる発表を聞き、大きな刺激や新たな視点をいただくことができました。今回の学びを踏まえ、これからもますますゼミでの学びを深めていきたいと思います。
(報告)文学部英語文学文化専攻2年 伊東  星凜、文学部教育学専攻2年 河村  歩瑠