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【Gスクエア★イベントレポート2023】JAPANDAY~書道&和楽器 

     日本の伝統文化を体験しよう~Let's try Japanese traditonal culture !

2023年5月18日(木)、多摩キャンパスヒルトップ2階にある異文化交流ラウンジ「Gスクエア/G2」にて、「Japan day」が開催されました。日本文化の紹介や体験を通じて留学生と学生が交流できる、Gスクエアの定番イベントです。この日は、書道体験のほか、学友会文化連盟「竹桐会」部員による尺八演奏が行われました。

 この日はGスクエアに30人近い留学生と学生が集まりました。
 まず書道に先駆けて、まず和楽器を鑑賞しました。竹桐会に所属する高橋勇雅さん(総政2年)とコウ  フイシンさん(国経2年)さんが尺八を演奏。竹桐会は三味線、琴、尺八という3つの和楽器稽古に励み、演奏会等で披露している部です。和楽器の生演奏を聴く機会はあまりないこともあり、参加した留学生・学生たちは興味をもって、二人の演奏する日本の伝統楽器の美しい音色にじっくりと聴き入っていました。
 次に、書道を体験。各テーブルには筆、墨汁、硯、半紙が置かれています。留学生たちは、スマートフォンの書道サイト等を参考にしたり、周りの様子を見ながら、筆を持ち半紙に向かいました。書道経験のある学生に指導してもらったり、好きな漢字や言葉、熟語などをスマートフォンで調べて書き写したりと、一筆ずつ丁寧に書き進めていました。自分の名前を漢字で書きたいという留学生も多いようでした。一生懸命書き上げ、個性豊かな作品が揃いました。さらに終盤にも、竹桐会の動画に合わせながら尺八演奏が行われました。演奏終了後には、楽器に興味のある留学生たちが尺八に挑戦する姿も見られました。
 留学生も日本人学生も共に、心を静めて真剣に書道に取り組んだり、和楽器鑑賞を通じて、日本の精神文化に触れることができたようです。また、留学生と日本人の交流を深める良いきっかけにもなりました。

和楽器演奏を披露した竹桐会部員から一言

日本人の心を伝える和楽器で、グローバルを目指そう!
竹桐会は、創部は1914年、100年以上の伝統ある部会です。日本の伝統芸能を広めることを目標に、筝、三味線(三絃)、尺八の三つの和楽器を日々練習しているそうです。

【高橋 勇雅さん/総政2年】
和楽器は大学に入ってから始めました。お稽古に通って先生から演奏技術を学び、自分らしい音を目指して練習しています。奥が深い楽器だと思います。日本の心を表現できる伝統楽器なので、このようなグローバルな場所で弾く機会がもっと増えたらうれしいです。
【Ooi Hui Xin(コウ フイシン)さん/国経2年/留学生】
音楽が大好きだし、日本の伝統文化に触れたくて入部しました。演奏には曲を理解することが必要です。曲を深堀りすることで日本の心を学ぶことができます。また先生のお稽古や部員との交流から日本語や作法等も学んでいます。部活で日本語がとても上達しました。部では留学生が私ひとりだけです。日本が好きな留学生にも入部してほしいと思います。