2023年5月17日(水)、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の国際青少年サイエンス事業(さくらサイエンスプログラム)「ハイスクールプログラム」の下で来日した、アジア・中南米6か国(韓国、バングラデシュ、パキスタン、コロンビア、メキシコ、ペルー)の高校生73名と引率教員14名、通訳等の同行者が多摩キャンパスに来訪されました。
中央大学はこの事業において、2021年度は2月に後楽園キャンパス、2022年度は12月に多摩キャンパスにて、招聘した海外の高校生や大学生・大学院生を受け入れ、キャンパス・授業見学等のプログラムを実施しました。今回の多摩キャンパスでの受け入れでは、オリエンテーション・大学紹介、キャンパスツアー、日本文化紹介として和楽器鑑賞・体験等を実施しました。プログラムの実施にあたり、国際経営学部の学生が大学紹介とキャンパスツアーを、竹桐会の学生が日本文化紹介を担当し、各国の高校生や先生方と交流しました。
中央大学はこの事業において、2021年度は2月に後楽園キャンパス、2022年度は12月に多摩キャンパスにて、招聘した海外の高校生や大学生・大学院生を受け入れ、キャンパス・授業見学等のプログラムを実施しました。今回の多摩キャンパスでの受け入れでは、オリエンテーション・大学紹介、キャンパスツアー、日本文化紹介として和楽器鑑賞・体験等を実施しました。プログラムの実施にあたり、国際経営学部の学生が大学紹介とキャンパスツアーを、竹桐会の学生が日本文化紹介を担当し、各国の高校生や先生方と交流しました。
国際青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプログラム)について
2014年にスタートした高校生コース(ハイスクールプログラム)では、さまざまな国から最優秀の高校生を招聘し、日本の最先端の科学技術やトップの科学者と接することのできるプログラムや大学見学等を実施しています。これまで約6,500人をハイスクールプログラムで招聘してきました。2020 年度、2021年度は新型コロナのため招聘を中断していましたが、2022年度から活動を再開しています。JSTによる参加者アンケートでは、90%以上の高校生が「再来日を希望する」と回答する結果となっているようで、将来、参加した高校生たちが日本と母国の架け橋となり、活躍されることが期待されます。
オリエンテーション(大学・学部紹介)

白井副学長による歓迎のご挨拶に続いて、国際経営学部の学生団体G-ACEのメンバーたちが大学、国際教育寮、国際経営学部の紹介をしました。特に学部紹介では、多数の留学生が在籍し授業の多くが英語で行われている国際経営学部の様子が紹介されると、高校生たちは熱心に聞き入っていました。さらに、入学センターによる外国人留学生入試・奨学金等の説明では、ポーランド出身の職員が、自身の日本留学経験を交えながら丁寧に説明しました。質疑応答では、高校生、引率教員から多岐に渡る質問が寄せられ、白井副学長をはじめ、G-ACEのメンバー、本学職員が回答しました。
キャンパスツアー&学食でランチタイム

▲FOREST GATEWAY CHUOのホールでは、カラフルな椅子に座り大学生気分を味わっていました
ランチタイムには、ヒルトップではいくつかの店舗を見て回りメニューを決めてそれぞれが購入しました。時間がかかったグループもあり、ゆっくり食べる時間がなかったようですが、学生生活の日常をイメージできる時間になったようです。
日本文化に触れてみよう「和楽器ミニ演奏会と演奏体験」

ランチタイム終了後はCスクエアに移動し、日本文化体験として、学友会文化連盟に所属する「竹桐会」による和楽器演奏を鑑賞しました。初めて目の前で日本の伝統楽器の演奏を聴き、音色に聞き入ったり部員の演奏する様子を熱心に撮影していました。さらに、琴と三味線に挑戦しました。高校生たちはドキドキした表情で和楽器に触れながらも、竹桐会部員の丁寧な指導の下で音が出せるようになり、とても喜んでいました。最後に、竹桐会部員と一緒に「さくら」を演奏。仲間の見守る中で、一生懸命に取り組み無事に演奏することができました。
高校生たちをサポートした中大生の皆さん
6か国の高校生の皆さんは、半日に渡って行われたさまざまなプログラムを通じて、中央大学、多摩キャンパスの魅力を楽しんでいただけたようです。国際経営学部G-ACEの皆さんが見送る中、一行は多摩キャンパスを後にしました。
(※敬省略)
<国際経営学部の皆さん:大学紹介・キャンパスツアー・昼食サポート>筒井優太、遠田茉周、齋藤将貴、森優衣、森川結菜、ベイリー・エマ、中田湖子、石踊ゆい、西浦美郁、尾崎未有、
沼田晴凪、手塚謙介、Cho Hyunwoo、大波広洋、大塚史温、Ma Jun Young
<竹桐会の皆さん:和楽器演奏と指導>
篠原直希、木村真緒、奥澤美夏星、寺島淳樹、大塚美緒、青木壮心、Ooi Hui Xin、飯島里代子