2022年12月5日(月)、アレグ・ホヴァニシャン , アルメニア共和国駐日特命全権大使をお迎えし、「日本・アルメニア外交関係樹立30周年記念 文学部総合教育科目 音楽B/比較音楽B レクチャーコンサート」が多摩キャンパス クレセントホールにて、開催されました。レクチャーコンサートは文学部総合教育科目の「音楽B/比較音楽B」(勝村麻由子先生)の授業の一貫として2018年度に始まりましたが、2020年度以降はコロナによって中断を余儀なくされ、実に3年ぶりの実施となりました。演奏してくださったのは、勝村麻由子先生(ヴァイオリン、本コンサート企画者)、宮村和宏先生(オーボエ)、新納洋介先生(ピアノ)です。

アレグ・ホヴァニシャン,アルメニア共和国駐日特命全権大使(右)
演奏に先立ちホヴァニシャン大使から、「中央大学に来られたことを光栄に思います。私は2021年2月に来日しましたが、中央大学は日本で初めて訪問した大学です。緑が多く広大で素晴らしいキャンパスですね。卒業生には海部元総理大臣をはじめとする政治家や各界で成功した方が多いと聞いております。若い皆さんの前には多くの道が開かれています。大学生活を楽しみ、活躍できるように頑張ってください。今年はこれまでに何度か「外交関係樹立30周年コンサート」を開催しました。日本人アーティストによるアルメニア音楽の演奏を聴いて、日本とアルメニアの人々のフィーリングや感性がどこか似ているように感じています。今日はアルメニアの音楽を楽しんでください」とのご挨拶をいただきました。

▲大使から贈られた薔薇
コンサート終了後には、参加者がステージに上がって大使と記念撮影をしたり、演奏会で使用された貴重なベヒシュタイン社のピアノを触ってみたりと、和気あいあいとしたひとときが流れました。参加者からは、「間近で音を聞くことが初めてだったので驚きがあった」、「『あんずの木』という曲を聴いた瞬間に山や森、湖の情景が浮かんで鳥肌が立った」、「アルメニアの音楽が異国を感じることなく耳になじんだのが驚きだった。日本とアルメニアのフィーリングは似ているのかもしれないと思った」などの感想が寄せられています。
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ホヴァニシャン大使は現在、オーストラリア、ニュージーランド、韓国の大使を兼ねており、大変お忙しい中、中央大学にお越しいただきました。また、友好のしるしとしてアルメニア国旗の三色(赤、青、オレンジ)をあしらったバラのアレンジメントをご寄贈くださいました。
コンサートの前後には、新原道信文学部長をはじめとする本学教員とホヴァニシャン大使との懇談会が開かれ、アルメニアの大学の留学生向けプログラムや移民・難民受け入れ制度、ミュージアムや文化行政の制度など、多岐にわたる分野の情報交換が和やかに進みました。
このたびのレクチャーコンサート開催にあたり、ホヴァニシャン大使および大使館関係者の皆さまには多くのご協力を賜りました。心より感謝申し上げます。これを機に、アルメニアと本学の交流が深まることを願ってやみません。
ホヴァニシャン大使は現在、オーストラリア、ニュージーランド、韓国の大使を兼ねており、大変お忙しい中、中央大学にお越しいただきました。また、友好のしるしとしてアルメニア国旗の三色(赤、青、オレンジ)をあしらったバラのアレンジメントをご寄贈くださいました。
コンサートの前後には、新原道信文学部長をはじめとする本学教員とホヴァニシャン大使との懇談会が開かれ、アルメニアの大学の留学生向けプログラムや移民・難民受け入れ制度、ミュージアムや文化行政の制度など、多岐にわたる分野の情報交換が和やかに進みました。
このたびのレクチャーコンサート開催にあたり、ホヴァニシャン大使および大使館関係者の皆さまには多くのご協力を賜りました。心より感謝申し上げます。これを機に、アルメニアと本学の交流が深まることを願ってやみません。
<文責:文学部教授 横山佐紀>
日本・アルメニア外交関係樹立30周年記念
文学部総合教育科目 音楽B/比較音楽B レクチャーコンサート

◆ 場 所:中央大学クレセントホール(多摩キャンパス9号館)
◆ 演 目
・アラム・ハチャトゥリアン(1903 – 1978)
バレエ「ガイーヌ」より 剣の舞
・コミタス(1869 – 1935)
アルメニア民謡集より
あんずの木・ヤマウズラの歌・楽しく元気に歩いて・鶴
・山田耕筰 / 山口景子編曲
日本の四季
・カミーユ・サン=サーンス(1835 – 1921)
死の舞踏
◇ 講 師:勝村麻由子(ヴァイオリン、本コンサート企画者)
◇ ゲスト:宮村和宏(オーボエ)、新納洋介(ピアノ)
◇ ご来賓:アレグ・ホヴァニシャン , アルメニア共和国駐日特命全権大使