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ベルギーのルーヴァン・カトリック サンルイ(ブリュッセル)大学と協定を締結。Wim Laurier准教授が調印式のために来訪されました
2019年08月29日

▲右から、白井国際センター所長、井上副学長、Wim Laurier准教授、堀内教授
2019年8月19日(月)、ベルギー王国のルーヴァン・カトリック サンルイ(ブリュッセル)大学より、准教授のWim Laurier(ウィム・ローリエ) 氏が中央大学多摩キャンパスを来訪されました。
学校法人中央大学とルーヴァン・カトリック サンルイ(ブリュッセル)大学(政府による合併承認前の正式名称「サンルイ大学ブリュッセル」)は、全学的な大枠協定のほか、学生交換・教員交換の覚書を締結しました。
中央大学からは、副学長の井上彰、国際センター所長の白井宏、商学部教授の堀内恵が出席しました。和やかな雰囲気の中、白井宏国際センター所長による覚書へのサインのほか、両大学の今後に向けた交流と協力に関する意見交換を行いました。
この協定締結のために来訪されたWim Laurier准教授は、2018年3月に中央大学企業研究所の客員准教授として来日をしており、本学の堀内教授も同年12月にベルギーのルーヴァン・カトリック サンルイ(ブリュッセル)大学を訪問するなど、共同研究を積極的に進めてきました。
中央大学からは、副学長の井上彰、国際センター所長の白井宏、商学部教授の堀内恵が出席しました。和やかな雰囲気の中、白井宏国際センター所長による覚書へのサインのほか、両大学の今後に向けた交流と協力に関する意見交換を行いました。
この協定締結のために来訪されたWim Laurier准教授は、2018年3月に中央大学企業研究所の客員准教授として来日をしており、本学の堀内教授も同年12月にベルギーのルーヴァン・カトリック サンルイ(ブリュッセル)大学を訪問するなど、共同研究を積極的に進めてきました。

今回の協定締結により、本学とルーヴァン・カトリック サンルイ(ブリュッセル)大学は、留学生の受け入れや本学学生の派遣、研究者の定期的な派遣交流や共同研究プロジェクトの推進など、活発な交流をすすめていく予定です。
また、ルーヴァン・カトリック サンルイ(ブリュッセル)大学のあるベルギー王国は、ヨーロッパ諸国の中でも、パリ、ロンドン、アムステルダム、フランクフルト、ジュネーブといった主要都市へのアクセスが非常によく、近隣には、ヨーロッパに拠点を持つ日系企業や主要な国際機関本部が多数あります。
協定締結をきっかけに、本学とヨーロッパを拠点とする企業や団体との連携が促進できることも期待されています。
ルーヴァン・カトリック サンルイ(ブリュッセル)大学 <UCLouvain Universite Saint-Louis – Bruxelles>
サンルイ(ブリュッセル)大学は、べルギーのブリュッセルの中心地にあり、1858年に法律と哲学の学校として設立された名門の公立総合大学です。人文社会学系の4学部から構成され、特に法学と商学に関する領域において定評があります。複数言語社会であるベルギー王国では、フランス語、オランダ語、ドイツ語が使われていて、同大学はフランス語圏に位置していますが、海外の大学と学生、教員の交流を積極的に推進していることもあり、英語による授業を多数開講しています。
また、サンルイ(ブリュッセル)大学と統合したルーヴァン・カトリック大学は、15 世紀に創設された世界最古の大学のひとつです。人文社会科学から自然科学、医学の各分野の学部・研究機関を擁する総合大学で、大学ランキングにおいて上位に位置するヨーロッパを代表する大学です。
中央大学企業研究所「公開研究会」に Wim Laurier准教授が講師として登壇しました

この「公開研究会」は、商学部教授 堀内恵を中心とした「最新の情報技術によるビジネスプロセスの革新」チームによるものです。
当日は、堀内教授、Laurier准教授、他大学の教授や准教授などの研究者の皆さんに加えて、本学の大学院生や堀内ゼミに在籍する学部生等も参加しました。
第1部では、「Blockchain & Value Network Software(ブロックチェーン&バリューネットワーク・ソフトウエア)」について、ルーヴァン・カトリック サンルイ(ブリュッセル)⼤学准教授のWim Laurier⽒が報告しました。その内容は、今後のビジネス取引の記録におけるブロックチェーンの利用の在り方、記録された取引データにもとづくビジネス・シミュレーションへの応用可能性に関するものです。第2部では、電⼦商取引の研究分野で⽇本のリーダーともいえる国⽴情報学研究所情報社会相関研究系 准教授 岡⽥仁志(Hitoshi Okada)⽒が「A considerationof Blockchain Economy(ブロックチェーン経済の⼀考察)」について報告しました。その内容は、⽇本の通貨の歴史、ブロックチェーンを活⽤する最新技術、実践事例、ビジネスプロセスに関するものです。
それぞれ、報告後に活発な質疑応答がなされました。