商学部では、2014年よりタイのパンヤピワット経営大学(PIM)と締結し、インターンシップ・プログラムを展開しています。本プログラムは、本学学生をタイに派遣し、PIMの経営母体である現地企業「CPALL株式会社」でインターンシップを行う一方、PIMの学生を受け入れて中央大学生協等でインターンシップを行うという、他学部では実績のない双方向型のグローバル・インターンシップです。
3回目となる今年度は、2018年6月3日(日)~6月17日(日)の15日間に、過去2回よりも多い8名もの学生(女子学生5名、男子学生3名)が本学に派遣されました。また今年度は、経済学部の協力を得たことにより、より充実のプログラムになりました。学生の皆さんは、企業での就業体験、工場見学、日本語講座、ビジネスマナー講座、本学学生との交流行事などに参加し、実りのあるインターンシップを経験することができたようです。
3回目となる今年度は、2018年6月3日(日)~6月17日(日)の15日間に、過去2回よりも多い8名もの学生(女子学生5名、男子学生3名)が本学に派遣されました。また今年度は、経済学部の協力を得たことにより、より充実のプログラムになりました。学生の皆さんは、企業での就業体験、工場見学、日本語講座、ビジネスマナー講座、本学学生との交流行事などに参加し、実りのあるインターンシップを経験することができたようです。
日本語で、一生懸命に2週間の成果を発表しました

発表会には、学生らを引率するPIM教員(教養学部 ビジネス日本語学科)の田島一整先生、学生研修を受け入れた中央大学生活協同組合担当者のほか、本学からは、経済学部長 篠原正博、経済学部教授 佐藤文博、商学部長 渡辺岳夫、商学部教授 斎藤正武、商学部教授 栗原文子、商学部教授 木下耕児が出席しました。
学生の皆さんは、このインターンシップを経験して感じた様々な思いを日本語で発表しました。実習の内容だけでなく、接客や就業における日本人の働き方、一緒に働いたスタッフとの交流、タイと日本との文化の違いなどについて、驚いたこと、楽しかったこと、大変だったことなどをそれぞれに語りました。
「びっくり!」「楽しかった」「大変だった」日本でのインターシップ

日本の会社では仕事中に携帯電話を使わない、日本人はとても仕事が早い、仕事のマナーがたくさんある 、挨拶言葉の種類が多い
〔よかったこと〕
日本人からいろいろなことを教えてもらった、働く時の日本のマナーを学べた、親切だった、いろいろな所を見学できて楽しかった、お客様が優しかった、私の話す日本語の敬語を理解してもらえた、自分の日本語の良くないところを知ることができた、日本人のスタッフと友達になった
〔大変だったこと〕
漢字が読めなかった、日本人の話す日本語は早口で聞き取れないときがあった、お客様の日本語の意味が注文を取るときに時々理解できなかった



学生の皆さんは、この発表会のために、実習の合間に日本語でパワーポイント資料を作成。限られた時間の中で、日本語の発表に加えて、慣れない日本語で作成することは、とても大変な作業だったようですが、田島先生の指導のもと、一生懸命に仕上げました。
また、質疑応答の時間には、「好きな日本語」や「日本語の勉強方法」などの質問もありました。緊張した発表の後ということもあり、緊張がほぐれて、ほっとした笑顔と笑いに包まれていました。
また、質疑応答の時間には、「好きな日本語」や「日本語の勉強方法」などの質問もありました。緊張した発表の後ということもあり、緊張がほぐれて、ほっとした笑顔と笑いに包まれていました。
異国で学び成長できたインターンシップ

▲講評する商学部教授 斎藤
全員の発表終了後には、引率したPIM(教養学部 ビジネス日本語学科)の田島一整先生、本学商学部教授 斎藤正武から講評があり、今回のインターンシップについての感想を述べました。
■田島先生「みんな最初は緊張していましたが、だんだんほぐれていくのが分りました。就業時間の関係で、遅くまで働いていた学生もいましたが、頑張っている様子を見ることができました。タイに帰ってから、この経験を活かして勉強をしてほしいです」
■ 斎藤「2週間の間に、多くを経験して成長しましたね。とても立派なプレゼンテーションを聞いて、自分の学生のように皆さんの成長をうれしく思いました。そして、皆さんの発表の中で印象に残ったのが、”日本人は早口”ということ。しゃべるのも早いし、仕事が早いということを考えると、案外、日本人はせっかちなのかもしれません。私たち日本人が気が付いていないことを感想の中から聞くことができる、タイ人から見た日本を感じることができるのも、まさに、グローバルな学びであり、交流である、と感じています」
■田島先生「みんな最初は緊張していましたが、だんだんほぐれていくのが分りました。就業時間の関係で、遅くまで働いていた学生もいましたが、頑張っている様子を見ることができました。タイに帰ってから、この経験を活かして勉強をしてほしいです」
■ 斎藤「2週間の間に、多くを経験して成長しましたね。とても立派なプレゼンテーションを聞いて、自分の学生のように皆さんの成長をうれしく思いました。そして、皆さんの発表の中で印象に残ったのが、”日本人は早口”ということ。しゃべるのも早いし、仕事が早いということを考えると、案外、日本人はせっかちなのかもしれません。私たち日本人が気が付いていないことを感想の中から聞くことができる、タイ人から見た日本を感じることができるのも、まさに、グローバルな学びであり、交流である、と感じています」
笑顔がいっぱいの修了式と懇親会

▲修了式でお礼を述べるPIM教員 田島先生
その後、場所を移して、インターンシップ修了式と懇親会が行われました。
続く懇親会は、本学の日本人学生や留学生も加わり、和やかな雰囲気で行われました。出席した皆さんと共に、日本のポピュラーな料理を味わいながら、残り少ない日本での滞在時間を満喫し、交流を深めることができました。
修了式では、経済学部長 篠原、商学部長 渡辺から、学生ひとりひとりに終了証とお土産を授与しました。渡辺からは、「学生の皆さんが短期間に、期待以上に成長できたことをうれしく思う。次回は長い期間で、また本学に勉強しに来てください」と、修了式の挨拶の中で述べました。学生の皆さんは、とてもうれしそうな笑顔で修了証を受け取っていました。
懇親会では、さらに交流を深めることができました

☆PIM(教養学部 ビジネス日本語学科)学生の皆さん
・Ms.Chalermkwan Mathup(シャルームクワン・マータップ)3年
・Ms. Praewpan Singhara(プレーオパン・シンハラー)3年
・Ms. Atiporn Sriyu(アティポーン・シーユー)3年
・Mr. Chakkaphat Saengyonat
(セングヨーナート・チャックグラパット)2年
・Mr. Soros Thanasabkasem(ソロス・タナサップガセーム)2年
・Mr. Wongkamduang Wasin(ワシン・ウォンカム ドゥアン)2年
・Ms. Chutima Chumjun(チュティマー・チュムジャン)3年
・Ms. Pinnapa Kongkan(ピンナパー・コンカーン)3年
・Ms.Chalermkwan Mathup(シャルームクワン・マータップ)3年
・Ms. Praewpan Singhara(プレーオパン・シンハラー)3年
・Ms. Atiporn Sriyu(アティポーン・シーユー)3年
・Mr. Chakkaphat Saengyonat
(セングヨーナート・チャックグラパット)2年
・Mr. Soros Thanasabkasem(ソロス・タナサップガセーム)2年
・Mr. Wongkamduang Wasin(ワシン・ウォンカム ドゥアン)2年
・Ms. Chutima Chumjun(チュティマー・チュムジャン)3年
・Ms. Pinnapa Kongkan(ピンナパー・コンカーン)3年
★派遣先企業(五十音順)
BBMスポーツ・コミッション、今朝、さくら亭、セコンド、タカラ食品、中央大学生活協同組合