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デヴィ・スカルノ氏がインドネシアでの体験に基づく特別講義を実施

2016年07月15日

↑「私とインドネシア」と題した特別講義。

 2016年7月13日(水)、総合政策学部教授 加藤久典の講義「東南アジア社会文化論」にて、インドネシアのスカルノ初代大統領夫人であるラトナ サリ デヴィ・スカルノ氏をゲストスピーカーとして招いた特別講義を実施しました。
 加藤は東南アジアの社会文化をテーマに研究しており、特にインドネシアの宗教、多民族社会等について現地調査を行っています。今回の特別講義ではデヴィ・スカルノ氏より、インドネシアにおいて実際に体験した政治や文化、日本との関係について授業テーマに沿って語られました。また、スカルノ元大統領の人柄や戦後のインドネシアがいかに親日的であったか等、当事者ならではのエピソードも明かし、日本人としての誇りを持って欲しいと学生たちにメッセージを送りました。




 講演後の質疑応答では学生と活発な意見交換を行い、学生たちからは困難な状況の中でも精力的に人生を歩むデヴィ・スカルノ氏の姿勢に高い関心が示されました。

← インドネシア現代史に大きな意味を持つ「9月30日事件」など
歴史的事実の裏側が当事者として語られ、
教科書では読みとれない希少な話に学生たちが引き付けられた。