
↑後楽園キャンパスで報告する池田木綿奈さん(理2)。
報告会の冒頭では、学生を引率した国際センターのプログラムコーディネーター 小川正純より、挨拶と共にプログラムの趣旨が説明されました。また、同じく国際センターのプログラムコーディネーター 河本梨絵からは、タイやプログラムのスケジュールについて概要が説明され、参加者の半数が海外初渡航だったことや事前研修で自分の名前をタイ語で書く練習をしたエピソード等も紹介されました。
続いて行われたプログラム参加報告では学生たちが訪問先と体験内容を発表し、「タマサート大学の学生たちとの交流では、彼らの英語スキルの高さに驚きました」、「アジア太平洋障害者センターにおけるワークショップでは、グループに分かれてスカーフで口をふさぎ、話ができない状態で共同作業により新聞紙を使ってタワーを作りました。このグループワークで障がい者の人たちが他の人とコミュニケーションをとることや社会生活をすることの難しさを、身をもって理解することができました」、「親に虐待されるなどして心に傷を負った子どもたちとの交流では、子どもたちを元気づけようと思っていましたが、逆にこちらが元気をもらい自分の視野の狭さを実感させられました」など、それぞれ感想を述べました。

学生たちは旅行では得られない体験を通じ、今、自分に何ができるか、将来に備えて大学で何をすべきか考える機会になったようです。
本プログラムは、2017年2月渡航予定で第2回の実施が予定されています。
【2016年度 募集日程予定】
募集説明会:2016年9~10月 随時
募集要項配布:2016年9月下旬
募集期間:2016年9月下旬~10月中旬
現地研修期間:2017年2月14日(火)~25日(土)11泊12日
※上記予定は変更される場合があります。詳細が決定次第、大学HPへ掲載します。
→ アジア太平洋障害者センターにて、
新聞紙のタワーが完成した時の様子。
新聞紙のタワーが完成した時の様子。