
↑ニックス教授によるプログラム紹介
今回のポスタープレゼンテーションでは2013年度、2014年度に参加した学生7名が、シドニーでのフィールドワーク調査を経て学んだことを発表しました。
ポスター発表前には、プログラムを担当するマイケル・ニックス法学部教授が講座内容について説明。ニックス教授による発表者の紹介を受けて、学生たちが各自のポスターを前に、ひとりずつ発表を行いました。学生たちは調査を通じ、オーストラリアと日本に共通する問題点や物事に対する受け止め方の違いなどを感じたとのこと。学生のなかには、今回の研究を大学院で続けたいという人もおり、皆、意欲的にリサーチを行い発表していました。
今回の発表とディスカッションについて、オーディエンスとして参加していたスティーブン・ヘッセ国際センター副所長は、「皆さんの調査内容が深かったことに驚きました。大学院レベルのリサーチといってもいいでしょう。発表者自身にとっても、意義のある研究になったと思います。また、ディスカッションをしたことで、皆の理解がさらに深まったと思います。いい機会が持てました!」とコメント。
ニックス教授はポスタープレゼンテーションを終え、「発表した学生たち自身が、発表を楽しんでくれていてよかったです。多くの方に来場いただけたうえ、発表に興味深く耳を傾け、ディスカッションでは積極的に発表者に話しかけてくれていたことを嬉しく思います」とイベントの成功を語りました。
発表者 | テーマ | |
2013年度 | ||
Ryo Ito | Health Issues for Asylum Seekers in Japan and Australia | |
Nozomu Kawashima | LGBT Activism and Media Coverage in Japan and Australia | |
Hisako Kodama | Repatriation of Ainu and Aboriginal Ancestral Remains | |
2014年度 | ||
Chikako Katsuno | Alternatives to Detention for Asylum Seekers | |
Haruko Mogami | Health Care Translation and Interpreting Services for Migrant Women | |
Ai Nagai | Domestic Violence Support for Immigrant Women | |
Kazunari Tanimura | Indigenous Language Revival |