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【さくらサイエンスプラン】2015年8月21日 渡辺義公教授による講義、土木研究所を訪問

2015年08月31日

渡辺義公教授 講義

 5日目、午前は本学の研究開発機構・渡辺義公教授より、水処理における「Techno-Diversity」に関する講義がありました。
 これまで学習してきた水処理技術について、膜処理だけではなく、都市の発展に応じてローテク(ローテクノロジー)とハイテク(ハイテクノロジー)を組み合わせて臨機応変に技術を導入することの重要性に関する講義でした。これまでの活性汚泥法や凝集沈殿法に代わるインドネシアに密着した水処理技術の重要性が説かれ、そのような技術を今後、我々が開発していく必要性を学びました。

土木研究所 訪問

 午後からは、茨木県つくば市にある土木研究所を訪問しました。土木研究所は、下水処理や洪水管理に関して先端的な研究を行っている国の研究機関です。土木研究所の對馬様に研究交流会を企画していただき、土木研究所が現在取り組んでいる課題について説明いただきました。下水処理場から放出される温暖化ガスや洪水管理方法等について意見交換しました。
 また、国土技術政策総合研究所の研究者にも会に参加していただきました。バンドン工科大学のHerto先生からも「インドネシアの環境問題の現状」というタイトルで、インドネシアの状況を説明いただきました。






 


途中で立ち寄った、
ケバブの店でのランチタイム。