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【第6回IW実施報告】インドネシア舞踊の夕べ

2014年12月23日

第6回インターナショナル・ウィーク ASEAN(インドネシア・フィリピン)
 「多民族国家の多様性と調和」
  2014年12月12日(金)、Gスクエアにてインドネシア舞踊の公演が行われました。
 1万7,000以上もの島々からなるインドネシア。島々で構成される国家として世界最大であり、300以上の民族と様々な文化が存在しています。今回はバリとジャワに伝わる民族舞踊を、インドネシア舞踊グループ、ドゥタ・ムラティ(Duta Melati)が披露。彼らが持つ数多くのレパートリーの中から、5つが紹介されました。

インドネシア舞踊 公演

Puspanjali プシパンジャリ
歓迎を表すバリ舞踊です。寺院やお祭りに集まるお客様を迎えるもので、ブスパは「花」、アンジャリは「敬意」という意味。歓迎の意とともに奉納の始まりを表します。
Punjari プンジャリ
ジャワ伝統の仮面を使った踊り。ジャワ島の最東端にあるバニュワンギ地方の踊りで、収穫祭などで踊られます。仮面を使ってバニュワンギの女性の活気あふれる行動、心情の変化を表現します。
Tari Merak タリ ムラック
「クジャクの舞」と呼ばれる中部ジャワの踊り。2羽のクジャクが餌を取ったり、戯れたりする様子を表現しています。
Bajidor Kahot バジドル・カホット
西ジャワに住むスンダ民族の代表的な踊り「ジャイポンガン」と、バリ舞踊がコラボレーションした創作舞踊です。西ジャワのジャイポンガンは、しなやかな動作の踊りとインドネシア伝統武道「シラット」を組み合わせたもので、たくましさと女性らしいしなやかさを表現した動きが特長です。
Ngarojeng ンガロジェング
インドネシアの首都ジャカルタの先住民族、ブタウィ族に伝わる歓迎の踊りです。主に結婚式で新郎新婦が入場する前に踊られます。

舞踊体験



ドゥタ・ムラティによる公演後は、
観客がインドネシア舞踊に挑戦!
複雑な動きに苦戦しながらも、
楽しくインドネシア舞踊を体験していました。


 

懇親会

【出演者プロフィール】
ドゥタ・ムラティ(Duta Merati)
インドネシア民族舞踊グループ。
インドネシア舞踊教室(舞踊サークル)として、1987年に設立された。
日本各地の国際交流イベントなどに出演し、インドネシアの舞踊を披露。
日本とインドネシアの友好と交流のために活動している。