カナダへの留学で語学力には自信がついたので、これを活かして勉強してみたいと思い、大学3年次の8月~9月にかけて、再び短期留学をしました。Cプラスで理工学部生向けの短期留学プログラム「カリフォルニア大学デービス校」が新設されると知って、迷わず応募したのです。English for Science and Technology(EST)とCommunication and Culture Program(CCP)の2コースがありましたが、私は、科学技術関連トピックスについてのディスカッションやプレゼンテーションを学び、最先端科学技術分野の研究所や企業訪問ができるESTを選択しました。
授業は午前が3コマ、午後が1コマ。午前のIntercultural Research Project は、現地でアンケートを取って集計し、プレゼンテーションをするというものでした。私は、アメリカ人が日本人を、そして日本の技術をどう思うかについて、15人の学生さんからアンケートを取りました。日本が閉鎖的という意見が多く、「私に何ができるのだろう?」と考えました。小さなことかもしれないけれど、今、自分の周りにいる人に対してどれだけホスピタリティを与えられるかで、そうした見解も変わっていくのではないかと思いました。