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【キャリアセンター主催】学生が上海のビジネスの現場を訪問
2013年10月08日

本学学生12名が、上海を9月8日~15日の8日間の日程で訪問し、上海白門会の協力のもと、本学卒業生との交流、現地日系企業および中国企業の訪問を行い、グローバルビジネスに求められる力についてインタビューを行いました。また、本学の海外協定校である上海理工大学の学生と交流し、ディスカッションを通して相互理解を深めました。
目的
グローバル化が急速に進む中、日本と中国とのビジネスはその中でも活発になっています。変化のスピードの速い都市である上海では、多くの日系企業が事業を展開しており、現地で働く日本人や、日本人と一緒に働く中国人の話しを聞くことで、中国におけるビジネスの現状を知り、グローバル経済の中での自分の将来の可能性や方向性を確認することを目的として実施しました。
また、上海白門会の協力による現地で働く本学卒業生との交流、中国の大学生との交流を通し、学生時代にどのような目標を持って過ごすべきかを考えるきっかけにすることも目指しました。
プログラム
本学卒業生、協定校等にご協力いただき、中央大学の独自プログラムとして実施。学生が多面的な視点に触れるプログラムを目指しました。

コクヨグループ中国を訪問
企業訪問
企業8社(工場見学、イノベーションセンター見学を含む)を訪問しました。中国経済が日本経済と切り離せない関係性となっている今、多くの企業が事業を展開している上海だからこそ、多様な関わり方を知ることが出来ました。また、文化の違いを仕事の中でどのように考え、対応しているのかという学生の質問に対し、実体験を通してお話しいただくことで、学生も「グローバルに活躍する」とはどのようなことか、何が必要なのかを感じることが出来ました。

上海白門会の定例会に参加
上海白門会との交流
学員会海外13支部中最大規模の組織であり、毎月定例会を開催するなど、活発な支部である上海白門会の定例会に参加させていただき、多くの卒業生と話す機会を得ることができました。企業訪問を通じての理解点、疑問点についてもさらに異なる視点での意見を聞き、考えを深めるヒントを得ました。
また、最終日のプログラムには若手卒業生4名に参加していただき、活発な意見交換を行うことができました。

上海理工大学生との交流も図る
上海理工大学との交流
本学海外協定校である上海理工大学の日本文化交流センターで、両大学学生でのグループディスカッションとパーティを行い交流しました。また、期間中は、上海理工大学のゲストハウスを利用させていただき、日本語を話せるボランティアの学生がサポートしてくれました。
今回のプログラムでは、企業の方、卒業生、現地大学生など多くの方と話す機会を得ることが出来ました。同じように上海でビジネスパーソンとして活躍していても、ひとつのテーマについて考え方が異なる場合があることを実感しました。また、どのような思いをもって仕事に取り組んでいるのかお話を聞くことで、自分が今後どのようにグローバルビジネスに関わりたいのか、そのための自分自身の課題、目標について参加した学生それぞれが考えを深めることが出来ました。
本取組は、産経新聞にも掲載されましたので、ご覧ください。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130922/chn13092207000000-n1.htm