Eventイベント

国際連携・留学

アフリカ映画祭

日程
2019年11月13日~15日
場所
多摩キャンパス8305号教室

これまでアフリカを知らなかった人こそ見て欲しい。感動のドキュメンタリー作品、3日連続上映!

中央大学ではキャンパス全体をグローバルな学びの場とすべく「インターナショナル・ウィーク」を開催。今年は「アフリカとアジア途上国」のテーマに合わせて映画祭を企画しました。有望なビジネス市場として注目される一方、世界の最貧困層の半数強がサブサハラ・アフリカ地域に集中するなど、多くの人々が未だ根深い貧困に喘いでいる地域です。私たちに何ができるのでしょうか。まずはアフリカの姿を知ることから始めませんか?

 

イベント・チラシはこちら

 

日程
2019年11月13日~15日
場所
多摩キャンパス8305号教室
講演者

◇11月13日(水) 17:10-

ポバティー・インク ~あなたの寄付の不都合な真実

http://unitedpeople.jp/povertyinc/

【監督】マイケル・マシスン・ミラー /2014年/91分  配給:ユナイテッドピープル 
私たちの「支援」がもたらす問題は?正しい支援のあり方とは?途上国とどう向き合うべきなのか?ハイチやアフリカを主な舞台に、“支援される側”の人たちの生の声を伝えるドキュメンタリー。営利目的の途上国開発業者や巨大なNGOなどにより、数十億ドルにも及ぶ「貧困産業」が生まれ、そのなかで先進国は途上国開発の指導者として地位を獲得してきた。慈善活動のビジネス化が歴史上これほどまでに発展を遂げたことはない。靴を一足購入するごとに途上国に一足贈るトムスシューズや、途上国発の太陽光パネルベンチャー企業、国際養子縁組やアメリカの農業補助金などについて取り上げながら、私たちに、支援のあり方について問いかける。20ヶ国で200人以上に行なったインタビューは、もはや無視することができない、“寄付の不都合な真実”を浮き彫りにする。

 

特別ゲスト:渡辺 直子さん 日本国際ボランティアセンター南アフリカ事業担当/地域開発グループマネージャー

https://www.ngo-jvc.net/

イギリスの環境保護NGO、日本の大学院を経て2005年より南アフリカで活動。2013年から、日本がブラジルとともにモザンビークで進めるODA農業開発事業「プロサバンナ」や土地収奪問題に関連して、モザンビーク小農組織との合同調査を開始、現在までに10回以上の現地調査を行う。国際NGO・GRAIN事業の日本との橋渡し役として、西・中央アフリカでの土地収奪問題にもかかわる。

 

◇11月14日(木) 17:10-

チョコラ!

http://www.chokora.jp/

【監督】小林茂 /2009年/94分  配給:合同会社 東風
ゴミと希望拾って生きる! 儚くも強かな青空暮らしの子どもたち。ケニア首都ナイロビからほど近い地方都市・ティカ。この街のストリートで暮らす子どもたちは、ゴミを拾い集めて生計を立て、夜の厳しい寒さや空腹を忘れるためにシンナーを吸う。「チョコラ」とはスワヒリ語で「拾う」、侮蔑的な意味も持つ。過酷な生活の中、お互いに助け合い力強く生きる子供たち。それぞれ人には言えない事情を抱えながら...。被写体との信頼関係を起点とした映画づくりで、ユーモラスでありながら実情を描いたドキュメンタリー。

 

特別ゲスト:小林 茂 監督

「阿賀に生きる」の撮影により日本映画撮影監督協会1回JSC賞受賞。監督作品に「こどものそら」「わたしの季節」など。新潟県の豪雪地域で制作した「風の波紋」が完成。山形国際ドキュメンタリー映画祭(2015年)で上映。今年5月、台湾国際ドキュメンタリー映画祭、ドイツ日本コネクション参加。「チョコラ!」ではケニアの地方都市ティカのストリートで暮らす子どもたちの生きる姿を追った。透析暦12年。新潟県長岡市在住。
 

◇11月15日(金) 17:10-

女を修理する男

http://unitedpeople.jp/archives/2407

【監督】ティエリー・ミシェル/2015年/112分  配給:ユナイテッドピープル
1人の医師の勇気ある行動が世界を動かし4万人以上の性暴力被害女性を治療した。2018年ノーベル平和賞を受賞したコンゴ人婦人科医のデニ・ムクウェゲ医師の命がけの医療を追ったドキュメンタリー。コンゴ民主共和国で性的被害にあった女性達を治療するデニ・ムクウェゲ医師は、2012年に脅迫を受け一時は海外へ。しかし翌年には命の危険を冒して再びコンゴに戻る。そして命がけの治療を再開する。

 

特別ゲスト:NPO法人WELgee

https://www.welgee.jp/

NPO法人WELgeeは、日本にいる難民申請者の社会参画とエンパワーメントを目指す非営利団体です。OECD諸国の中で最も厳しい難民認定率の日本で、難民認定に頼らない方法で、難民たちが自身のキャリアや人生の目標を追求できるような道筋を、民間セクターとの協働を通じて目指しています。WELgeeは、難民申請者への一方的な支援ではなく、当事者とともに(=WITH)活動をすることをモットーにしています。

 

講師

ト−クナビゲーター:杉浦裕樹(NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ代表理事)
1963年生まれ。学習院大学卒業後、舞台監督やイベント企画制作などの経験を経て、2003年にNPO法人設立。横浜の街づくり活動を行っている。2014年から地域課題を可視化し、市民参加を促すウェブプラットフォーム「LOCAL GOOD YOKOHAMA」を運営。近年はリビングラボ研究、横浜市中区寿町の拠点運営等に力を入れている。ヨコハマ経済新聞編集長。一般社団法人国際平和映像祭 理事。

対象者

学生・教職員・一般

定員

300名

参加費

無料

参加手続き

会場に直接お越しください(事前申し込み不要)

企画実施名義

主催:中央大学国際センター