災害時に自らが被災者とならず、また自らがその場においてリーダーとなり、一人でも多くの人を救い、被害を最小限度にくい止める活動を行うことができるよう、実践的な防災の基礎知識と応急手当活動などの救命技能を学び、学生の非常時対応力の向上に繋げることを目的として、下記の通り、災害救援ボランティア講座を開催しました。
日 時:2024年9月17日(火)~9月19日(木) 9:00~17:00
会 場:茗荷谷キャンパス2階教室 ※9月19日(木)午前のみ池袋防災館
講 師 災害救援ボランティア推進委員会(総務省消防庁・NHK後援)
募集定員:本学学部学生40名
参加人数: 36名
内 容:9月17日(火)
終日:上級救命技能講習
9月18日(水)
終日:講義、グループワーク、災害救援ボランティアの基本、
出火防止と初期消火、災害想像力を養う3:3:3ワークショップ
9月19日(木)
午前:池袋防災館での災害疑似体験
午後:講義、グループワーク、災害対策の基本、
災害ボランティア活動の安全衛生と図上演習
3日間の講座を受講し、成果が確認された学生には、セーフティリーダー認定証(災害救援ボランティア推進委員会)と上級救命技能認定証(東京消防庁)の二つの認定証が交付されました。
参加者の声(実施後アンケートより抜粋):
・応急手当や防災館での実技を通して、実際の状況を想定して体験することで、理解が深まり、災害時にも比較的冷静に対応できるのではないかと感じた。また、災害ボランティア活動についてのグループワークでは、当初は知識が不十分であり、危なく難しいものと感じていたが、今回の体験を通じて、その具体的な内容を知ることができ良かった。
・災害について詳しく学べたから。また、地震の揺れや火事の際の煙、消火を実際に体験できたのもすごくいい経験になった。能登にボランティアに行った際に見たことや学んだことも振り返ることができて良かった。
・災害時の対応は知っておかなくてはならないことだと理解はしていたものの、なかなか行動に移すことができずにいたので、このような機会に勉強することができ、とても有意義だった。
・池袋防災館での災害模擬体験は特に良い経験だった。いざ災害に見舞われると、なかなか落ち着いて行動することは難しい。しかし、例えば震度7の揺れがどれくらいの規模か身を持って知ることで、実際に起きた時に慌てるのではなく、1番に身を守る行動を取らなればならないことを再認識することができた。
以上