後楽園キャンパス・市ヶ谷田町キャンパスの学生生活サポート
地元商店会「傳通院前通り三盛会」の街路灯に取り付けるフラッグデザイン制作に、本学の美術サークル「白門美術同好会」が協力しました。
2017年11月21日
地元商店会「傳通院前通り三盛会」、文京区住環境課、及び、後楽園キャンパスで活動している美術サークルである「白門美術同好会」の三者が2017年2月より連携・協働して作成してきた地元商店会「傳通院前通り三盛会」の街路灯に取り付けるフラッグが完成し、11月上旬に商店街の街路灯33基に取り付けられました。お近くの方は是非ご覧ください。
デザインを担当した理工学部生命科学科2年の北島僚人さんは完成後のインタビューで、「お話をいただいたときには『地域に貢献できる』ということで喜んでお引き受けしましたが、制作の過程では、商店会から提示されたコンセプトを具体的なデザインに落とし込むことの難しさを実感しました。文京区の屋外広告物景観ガイドラインで、使える色は4色まで、色彩基準も厳しいといった制約がありましたので、傳通院のイメージを大切に、如何に和風の趣を演出するかという点はとても苦労しましたが、それだけに街路灯に取り付けられたフラッグを見たときは感無量でした。」と語ってくれました。
本学としては、今後とも地域貢献に積極的に協力していきたいと考えています。

デザインは、徳川将軍家の菩提寺で地元のシンボルである「傳通院」を図案化して右下に据えて安定感を持たせ、後楽園キャンパスが面している春日通りの並木であるハナミズキの赤い花と、「傳通院前通り三盛会」のシンボルマークをあしらいました。

デザインを担当した理工学部生命科学科2年 北島僚人さん(左)と、商店会や文京区との調整やデザインコンセプトの取りまとめに奔走した理工学部精密機械工学科3年 志治 輝さん