ダイバーシティセンター

手話っと交流会を開催しました

2025年01月20日

今年度の前期から後期にかけて、3キャンパスでそれぞれ違うろう講師をお招きして「手話っと交流会」を開催しました。企画名のなかにある “わっと”=“What” には、手話という言語やろう文化に触れながら、 お互いに「それって何?」と少しずつ知り合うことを大切にしたいなという想いをこめています。

講師の皆さんがそれぞれの方法でわかりやすく伝えてくださったおかげで、手話は初めての参加者も多くいましたが、文字やジェスチャーも使いながら声を使わずに交流できました。どの回も充実したあっという間の1時間でした。


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5月17日(金) @茗荷谷キャンパス

講師は、弁護士の松田崚さん(http://fujiokatsuyoshi-law-office.com/prof_matsuda.html)。

スケッチブックや茗荷谷スチューデントハブのホワイトボードを使いながら、また講師がPCで打った文字を投影させて、たくさんの質問に答えてくださいました。法学部生も多く参加し、仕事に関する質問もありました!

参加学生からは、ろう者からみた今の社会の課題がわかった、手話のできる専門職の少なさを知れた、手話も言語のひとつだということを改めて実感した、などの感想がありました。
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7月3日(水) @市ヶ谷田町キャンパス

講師は、2024年秋に「めめ菓子工房(https://memekashi.jp/)」の店舗をオープンさせた、伊藤ホサナさん。

学生からの積極的な質問が多くあり、世界旅行のお話、活動への想いなど、資料やイラストも使いながらたくさん伝えてくださいました。

参加学生からは、もっと手話ができるようになりたいと思った、目でも会話してるんだなということを強く感じた、コミュニケーションをするときに相手のことを考えて「伝える」ということに一生懸命になれるのが素敵だなと感じた、などの感想がありました!
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12月4日(水) @後楽園キャンパス

講師は、さとりさん(https://www.tokyoforward2025.metro.tokyo.lg.jp/entertainer/satori/)。ろう者・聴者が混ざり合い、声に頼らない会話を楽しむ活動をされている「ろうちょ~会」や、スターバックスコーヒー nonowa国立店(サイニングストア)で活躍されています。

さとりさんのミニ講演のあと、ろうちょ~会の企画でも行っている「ぐるぐるトーク」を体験!身振り、筆談、口パクなどでコミュニケーションを取りました。

参加学生からは、相手の些細な表情の変化を感じてコミュニケーションをとるのが楽しかった、相手の伝えたいという気持ちに気づくことが大切だとわかった、様々な人と色んな手段を用いてコミュニケーションをとるのが楽しかった、などの感想がありました。