ダイバーシティセンター
新入生ガイダンスと教職課程オリエンテーション(文系)を行いました
2024年04月29日
今年も、ダイバーシティセンターのコーディネーターが各学部の新入生ガイダンスに登壇しました。
そして、教職課程オリエンテーションにも例年通り登壇しました。
*写真は4月26日(金)の教職オリエンテーションの様子です

コーディネーター2名が大教室でダイバーシティについて説明している(遠景)

コーディネーター2名が大教室でダイバーシティについて説明している(近景)
新入生ガイダンス
中央大学では学部学科によってガイダンスの実施方法が異なります。
そこで、ダイバーシティセンターによるガイダンスも、対面と動画配信の二つの方法で実施しました。
主な内容は以下の通りです。
・中央大学ダイバーシティ宣言
・ダイバーシティセンターの取り組み
・学生のためのジェンダー・セクシュアリティに関するハンドブックの紹介
・相談窓口の紹介
困ったときに相談する場所の一つとしてダイバーシティセンターを知っていただけていたら幸いに思います。
【オンデマンド配信】
・法学部 Youtube(中央大学アカウント限定公開)
・経済学部 manaba
・商学部 manaba
・文学部 manaba
【対面】
・国際情報学部 4/1@市ヶ谷田町キャンパス
・理工学部 4/1@後楽園キャンパス
・国際経営学部 4/5@多摩キャンパス
・総合政策学部 4/5@多摩キャンパス
教職課程オリエンテーション(文系)
例年通り、教育実習に参加予定の学生を対象に、ダイバーシティセンターのコーディネーターが多様性を意識したコミュニケーション、環境づくりについてお話をしました。
グローバル領域およびジェンダー・セクシュアリティ領域では、社会の中の固定観念などで形作られる無意識の偏見(アンコンシャスバイアス)がマイノリティに傷つきをもたらすマイクロアグレッションとなることをキーコンセプトにお話ししました。
例えば、グローバル領域では、個人のアイデンティティや言語・文化的背景は必ずしも国籍やルーツによって決まるものではないことをある会話例をもとに説明しました。
ジェンダー・セクシュアリティ領域では、日常にあふれている固定的な性別役割/規範を具体例を示しながらお伝えし、多様なジェンダーやセクシュアリティが見えなくさせられていることをお伝えしました。
一方、障害領域では、障害のある人々が社会に参加することを妨げるさまざまなバリアとそれに気づくことの重要性、バリアを取り除くための考え方について紹介しました。
多様性を尊重するためには、様々な社会的背景があることを学ぶことが大切である、というメッセージをお伝えできていれば幸いです。
日程:4月25日(木)、26日(金)
場所:多摩キャンパス3号館(対面)、茗荷谷キャンパス(オンライン)
対象:2025年度教育実習希望者(主に学部3年生、2日間合計で約230名)