ダイバーシティセンター
経済学部「日本経済史」にコーディネーターが登壇しました
2023年02月10日
12月19日、経済学部「日本経済史」の授業に、ゲストスピーカーとしてダイバーシティセンターのコーディネーターが登壇しました。
授業を担当する武田勝先生に昨年度に続いてお呼びいただき、300名を超える学生のみなさんにお話をすることできました。
授業は、「私たちを取り巻くダイバーシティって何だろう?〜安心・安全な学生生活のために〜」と題して、誰もが安心して学び、生活できるキャンパスづくりのためにできることを考えてもらう内容にしました。
具体的には、ダイバーシティセンターが取り組んでいる3領域(障害、ジェンダー・セクシュアリティ、グローバル)の視点から、「普通」とされている制度や慣習によって、社会や大学がいかに特定の人しかいられない場所になっているかを紹介しました。そして、それは日本経済史が扱う内容ともつながる、歴史的経緯のあるものだとお話しました。
授業内で集めた質問、次の回までに提出してもらったコメントシートからは、実に多様な感想や意見をもらうことができました。
授業でお話した「現状を変えていくためにできること」の例から考えて自分にできることを考えてくださった方、今回は取り上げられなかった人権課題についてコメントをくださった方、ダイバーシティ推進に関して自分なりに考えたことをまとめてくださった方など、するどい視点のコメントがとても多かったです。
今回の授業がダイバーシティについて考える機会になっていれば嬉しい限りですが、ダイバーシティ推進は誰かのためだけではなく、自分のためだけでもない、誰しもが安全に過ごすために必要であることが伝わっていれば幸いに思います。
あらためまして、この機会をくださった武田先生に感謝申し上げます。
ダイバーシティセンターでは、引き続き多様性や人権に関する啓発・発信に努めていきたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。