ダイバーシティセンター
シンポジウム「障害とアカデミア」開催のおしらせ
2022年03月10日
シンポジウム『障害とアカデミア』開催のお知らせ
重度障害をもつ研究者が働くことが困難になっています。また、大学でも障害をもつ学生に対する支援は障害者差別解消法の施行以降、「合理的配慮」の観点から少しずつ行われるようになってきており、「障害学生支援室」などが全体をマネジメント・調整するようになってきています。一方で、アカデミアの場において障害をもつ研究者が研究・教育するための仕組みづくりはほとんどなされていません。
今回は「障害とアカデミア」という企画で、天畠大輔さんには常時通訳者を必要とする重度障害をもつ研究者に求められている研究教育環境はどのように考えるかについて報告頂き、次いで、熊谷さんには「熊谷研究室」では障害をもつ研究者が複数所属していることからも、障害をもつ研究者の受け入れのコーディネートやマネジメント状況について報告して頂き、最後に、並木さんにはこれまでの「インクルーシブ・アカデミア・プロジェクト」の成果を踏まえ、病気や障害を抱えている研究者(とりわけ理系研究者)が研究教育を遂行するためのバリアフリーな環境の構築についてお話し頂ければと思っています。その上で、中央大学ダイバーシティセンターの高口僚太朗がコメントをさせていただきます
これ以上ないメンバーにご報告して頂くことができますので、ぜひご都合がつく方々はご参加ください。
【イベント概要】
■日程:
3月31日(木)15:10ー18:00
■形式:オンライン(Zoom)
■対象:どなたでも
■定員:なし
■言語:日本語
■登壇者:
天畠大輔(日本学術振興会特別研究員PD/中央大学)
「「働く」を普遍的に~当事者事業所の可能性~」
熊谷晋一郎(東京大学先端科学技術研究センター准教授)
「研究室のダイバーシティ・マネジメント」
並木重宏(東京大学先端科学技術研究センター准教授)
「インクルーシブな科学教育環境に向けた取り組み(仮)」
■討論者:
高口僚太朗(中央大学ダイバーシティセンター コーディネーター)
■司会:
天田城介(中央大学文学部教授)
■申し込み方法:事前に下記フォームより予約
申し込みフォーム:予約はこちら
■申し込み締め切り:3月28日(月)まで ※締切を延長しました。
*参加にあたって配慮や情報保障が必要な方は、上記フォームの「情報保障」欄にて3月17日(木)までにご相談ください。
■主催:中央大学ダイバーシティセンター