ダイバーシティセンター

ノートテイクについて

ノートテイクとは

ノートテイクとは、主として聴覚に障害のある学生などが授業を受ける際に、手書き又はパソコンで先生が話している内容や、教室内で聞こえてくる情報を記述して、「今、教室で何が話されているのか」をリアルタイムに伝えるものです。自分の授業のない時などの空き時間にノートテイクを行います。

◆講習会で基本的な知識の習得ができます!

◆現在活動中の学生も未経験から始めた人がほとんどです!

◆週1コマから活動可能です!

活動に参加してみたい方は、以下のフォームからSA(Student Assistant)にご登録ください。
https://forms.gle/CW1w9N7nr2iJQEbHA

講習会の開催日程等は、決まり次第C plusおよびmanaba、中央大学ダイバーシティセンターのSNSにてご案内いたします。

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ノートテイクQ&A

Q1 はじめてノートテイクした時の感想は?

■どんな方法を取れば授業内容が伝わるか分からず焦りながら100分が過ぎました。ひたすら板書と先生の言葉をノートに書き起こしていました。

■想定していたよりは大変な作業ではなかった。

■「聞き漏らしがないようにしなくては」と、かなり緊張していました。

■やる前は必要なことをこなせるか不安だった。

■はじめてSAの活動に関わったのは、授業の動画内容を文字起こしする作業でした。自動文字起こしによってある程度テキスト化はされているものの、実際に動画を視聴しながら、授業の雰囲気や言葉のニュアンス、言葉尻などを私たちが最終的に修正する必要がありました。そのため、授業の雰囲気をどのように文字に落とし込むかが難しく、特に言葉の細かなニュアンスを伝えることに苦労した印象があります。

■自分の専門分野外のノートテイクだったため、専門用語に対応するのが難しかったです。それにより、利用者さんに十分なノートテイクをお届けできているか不安でした。しかし、授業資料や板書を見ることで、段々とその科目に慣れることができたと思います。

■操作が難しく感じたが、だんだんと慣れてきて楽しみを感じてきた。

■最初、担当授業が始まる前は、自分に出来るのかという思いもあり緊張していました。しかし、ノートテイクを初めてする前にコーディネーターの方から丁寧にいろいろ教えてもらったり練習する機会を頂いたりしていたというのもあり、授業開始後すぐに慣れて取り組めたので安心した記憶があります。

■直接誰かのお役に立てられることの喜びを感じました。

■自分で務めることができるかという不安が大きかったのですが、事前に講習を受けることができ、練習ができるため不安な気持ちは和らぎました。

Q2 ノートテイクした際に困ったことや疑問に思ったことは?

■どこまでの情報をノートテイクするべきか毎回悩む(授業の合間の雑談など)。

■後半になるにつれ一緒にノートテイクをしている学生さんとのコミュニケーションも取れてきて、効率的にできるようになったが、当初は棲み分けができていなかったため、効率が悪かった。

■教授の話すスピードが速い時や、知らない専門用語が頻出する講義では難しく感じました。

■PCを用いて文字起こしツールなどを操作するが、あまりタイピングなどが得意ではなかったため授業のスピードについていけるかどうかが不安だった。

■ノートテイクは対面でもオンラインでも自分の都合に合わせて活動できます。しかし、オンラインでの活動では、パソコンの不具合や連携の問題が発生することがありました。特に、タイムラグが生じたり、問題が発生した際に一人で解決しようとしてしまうことが多く、戸惑う場面もありました。

■キーボードを打つのがそこまで早くないため、周りについていけているか不安になった。

■ノートテイクを始めたばかりの頃、話者の話す内容に関して、一文が長い時にノートテイクの対応がすぐに追いつかなくて困ったなと思いました。

■聞いた内容を書き取っているうちに授業がどんどん先に進んでしまうことに困りました。

■パソコンを使用することが多いため、パソコンの不具合があると、ノートテイクに滞りが発生するため困ります。また、ノートテイクにはその授業を担当される教授の理解と協力が不可欠であるため、ノートテイカー同士やコーディネーターさんを通して、理解をしてもらえるよう働きかけることが難しかったです。

Q3 ノートテイクをやって良かったことは?

■言葉でわかりやすく伝えることが身についた。話し言葉だと主語が抜けていることが多いため、ノートテイクでは主述の関係を意識した。

■タイピングが早くなった。自分の受講していない講義が覗けて、来年度以降の履修の参考になった。

■タイピングのスピードの向上や、本来なら受けることのない他学部の講義を聞けること。

■どんなツールを使ってどのように支援がなされているのか、具体的な事例を通じてイメージが湧いた。

■一番よかったのは、利用者の方の役に立てたと実感できたことです。活動時間の前後には利用者の方と交流する機会があり、直接「ありがとうございます」と声をかけていただくこともありました。一見地味に見える活動でも、確実に誰かの役に立っていると感じられ、その瞬間に「やってよかった」と思うことが何度もありました。

■利用者さんの学びのお手伝いをさせていただけたことは勿論のことですが、他学科の授業を聞くことができて、新鮮な気持ちになれたことです。

■文字を打つ練習になったのと、実際にノートテイクを必要とされている方と交流したことで自分の視野が広がったことが良かったと思う。

■実生活にも生かせるような様々な情報保障に関して学ぶことが出来ることが良かったなと思いました。また、いろんな学部や学年の学生と交流できたり、他学部の授業について知ることができる点も良かったなと思いました。

■人は様々な感覚器官からあらゆる情報を得て全体を理解していると学べたこと。

■ノートテイクは連携力や聞き取る能力のほかにも、その時時の状況に合ったベストな方法ですることが求められるため、状況判断をする力を身につけることができることがよかったと思います。

Q4 これからノートテイクを始めようと考えている人へひとことお願いします。

■少しでも気になっていたらチャレンジしてみてください!ろう者の方々への理解が深まるのはもちろん、タイピングが速くなったり、ノートの分かりやすい取り方も学べると思います。

■想像より難しい作業ではないですし、素敵なコミュニティでもあり、自身の技術向上にもなります。空きコマがあれば、気軽に行ってみてください。

■私は3年の後期から始めた為、「始めるの遅すぎるかな?」と最初は心配していましたが、コーディネーターの方やペアの学生の方が親切に教えてくださったので、やって良かったと思っています!興味ある方は是非登録してみてください。

■知ろうとしてみる、行動してみるその気持ちが大切です。何かピンとくるものがあったらぜひやってみましょう!そして周りの人にもシェアしてみましょう!

■まずは、ダイバーシティセンターを訪れてみることをお勧めします。実際にどのような活動が行われているのか、どのような方がいるのかを知ることで、雰囲気を感じられるはずです。そこで「自分も活動してみたい!」と思ったら、ぜひSA登録をしてみてください。 また、「タイピングが遅い」「字を書くのが遅い」「要約が苦手」など、不安に感じることがあるかもしれませんが、実際に活動を続ける中で確実に成長できますし、交流の輪も広がります。まずは気軽にノートテイクに触れてみることをお勧めします!

■まずはノートテイクを始めてみたら良いと思います。何かしら不安はあるかもしれませんが、その時はダイバーシティーセンターの方が力になってくださるので、心配いりません。

■アットホームな環境なので、初めての方でも大歓迎です。

■ノートテイクを始めるにあたって気になる点などに関して、他のSAの学生であったりコーディネーターの方々と共有して進めていけるので、安心して取り組めます。なので、心配せず、とりあえず1回でも取り組んでみてください。

■完璧にこなそうとするよりも、担当する学生さんとのコミュニケーションを大切にしつつ、楽しみながらノートテイクに挑戦してほしいと思います!

■ノートテイクは大変そうだったり、一言一句聞き逃さないで聞くのは無理と思ってしまいがちですが、パソコンのソフトも使いながらの活動で、また一人で行うのではなく2人以上で行うため、情報保障の新しい方法を知ることもでき、自分自身の成長にも繋がります。

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