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2024年度ノジマアントレプレナーシップ塾Bコースを実施しました

ノジマアントレプレナーシップ塾Bコースは、2024年10月から2025年2月にかけて事前研修を行い、2025年3月2日(日)~3月8日(土)にかけて米国サンフランシスコにて研修を行いました。

本プログラムは、本学学員の(株)ノジマ 代表執行役社長の野島廣司氏による学術奨励基金事業です。野島廣司学術奨励基金規定に基づき、野島氏の篤志(とくし)を具現化するとともに、学生の起業家精神を涵養(かんよう)し、実業界において活躍する人材の育成に資する事業を実施することを目的としています。

☆事前研修(2024年10月~2025年2月)

7月に行われた説明会よりご応募いただいた学生の皆さんと、10月から2月にかけて計3回の事前プログラム研修を行いました。本研修では「Interactive, Proactive, Innovative」をテーマに、学生同士で積極的に意見を出し合いました。

また、参加学生・現地コーディネーター・事務局全員がLINEで繋がり、いつでも連絡・相談ができる体制を取りました。学生同士で事前課題を共有したり、事務局に手続き面の申請の相談をしたりするなど、現地スタディーツアーに向けて準備を万全に行いました。

その他、現地コーディネーターと事務局との相談会形式で計3回対面でディスカッションを行いました。

☆シリコンバレー現地研修(2025年3月2日(日)~3月8日(土))

★Day0

各自で航空券の手配しシリコンバレーへ。交換留学中の学生や先に米国入りした学生などは直接現地集合しました。
これまでオンラインでのコミュニケーションがメインでしたが、空港ではすでに積極的に交流していました。
現地到着後はキックオフミーティングを行いました。まだまだ緊張が見られる反面、非常にワクワクしている雰囲気も感じられました。

★Day1

講師より「シリコンバレーは特別な場所じゃない。ここにいる人たちは、ただ『挑戦し続けている』だけ。」という言葉が学生たちの心に響いたようです。初めて海外に行く学生も、「憧れ」から「挑戦」へと意識が変わりました。

午後はGoogleやIntel、Appleといった世界的企業に訪れ、実際に働いている方とディスカッションを行いました。

★Day2

学生たちが即席チームを組み、サンフランシスコ内でリサーチミッションに挑戦しました。初対面同士のチームで、予期せぬトラブルも発生しましたが、それぞれが将来携わりたい仕事の現場を見に行ったり、事前にアポイントを取りPixar本社内を見学したりするなど、研修テーマへの挑戦が見られました。

★Day3

研修のハイライトでもあるスタンフォード大学MBAの授業を体験し、さらにスタンフォードの学生・教職員と直接交流しました。事前研修で「ネットワーキング」について学び、『スタンフォード大学関係者へアポイントを取って実際に会う』ということを実現した本学学生にとって、まさに「挑戦」と「達成」を実感できました。英語でのコミュニケーションもあることで、事前に質問を考えていましたが、実際にビジネスの話をしたり、MBA進学について尋ねたりする中で、時には盛り上がり、言語の壁を感じない時間でした。
 

★Day4

現地のVCより「ベンチャー投資とは」という講義をしていただいたのち、学生同士で『気づきのシェア』を行いました。その後は「Computer History Museum」と「Pegasus Tech Ventures」を訪問しました。シリコンバレーの発展を歴史的背景から、急速に発展しているグローバル経済事情を学ぶなど、学びの多い一日でした。また、プログラム終了後は、各自でMeet upに参加したり、AHL(アイスホッケーのプロリーグ)を見に行ったりするなど、アメリカならではのアクティビティも体験しました。

★Day5

午前は各自でやりたいことを行いました。スタンフォード大学に訪れる学生や、ロースクール学生にインタビューするなど、それぞれが思い残すことなく、過ごしました。
午後はこれまでの研修を通して学んだことをチームでプレゼンしました。また、「この経験をどう生かすか?」ということをテーマに、1人1人が全員の前に立ってアクションを堂々と宣言しました。最後には、本プログラムの目的である「アントレプレナーシップ=企業」と捉えるだけではなく、「不確実性の伴う状況で新たな創造に挑戦するマインドの醸成」を再認識しました。

参加者の声

・シリコンバレーで多くの『挑戦する人』と出会えて刺激的だった。(法2年)

・普段関わるような人がいなかったからこそ、そんな人たちと話し合った時に自分とは全く異なる考え方や価値観を持った人たちばかりで、毎日が刺激的でした。(経2年)

・好きなものを認めてもらえて、全然違う分野でも興味を示してくれる人に出会えたことや、その思いの伝え方、聞き方を知ることが出来たことが大きな収穫だと思う。(商1年)

・自分が目指す目標や夢について良く考え、明確化することができた。(理1年)

・1週間という短い期間でこれまで自分ができないと思っていたことに関して常識を破るというイノベーションチャレンジを実践することができた。(文2年)

・自分のしたいことを言語化することで、具体的なゴールを考え直す良い機会になった。(国際経営4年)

・自分の考えを言葉にして、他者へ伝えることが上達した。(国情1年)

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参加者:15名(法3、経2、商3、理1、文1、国際経営4、国際情報1)

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