スポーツ振興

白門バレーボーラーが魅せた！ネーションズリーグ決勝ラウンド進出を決めた開幕10連勝の快進撃

2023年07月18日

関田誠大選手（写真提供：ジェイテクトSTINGS）

石川祐希選手

富田将馬選手（写真提供：東レアローズ）

6月6日から開催中の「バレーボールネーションズリーグ2023」で、バレーボール男子日本代表が12戦10勝2敗で予選ラウンドを2位突破！2年連続のファイナルラウンド進出を決めました。

※ファイナルラウンド日本初戦のスロベニア戦は7月21日(金)21時からBS-TBSにて放送予定です（下記リンク詳細）

ネーションズリーグ予選ラウンドには、本学卒業生の石川祐希選手（2018年法学部卒業、現所属：パワーバレー・ミラノ）、関田誠大選手（2016年法学部卒業、現所属：ジェイテクトSTINGS）、富田将馬選手（2020年文学部卒業、現所属：東レアローズ）が出場し、2年連続となるファイナルラウンド進出へ大きく貢献しました。

龍神NIPPONの頼れるキャプテン！石川選手（🄫Alessandro Pizzi / Powervolley Milano）

＜強豪国が競うネーションズリーグ＞

バレーボールネーションズリーグは、男子ワールドリーグと女子ワールドグランプリが統合した大会で、1年に1度、世界の強豪16チームが参戦する国際大会です。予選ラウンドは3週間で12試合を戦い、ランキング上位8位までのチームがファイナルラウンドへ進出。ファイナルラウンドではトーナメント形式で優勝を決定します。

勝敗は世界ランキングにつながるため、パリ五輪出場権獲得にも影響する重要な大会です。

昨年はファイナルラウンド初進出を果たし、ベスト５となった龍神NIPPON。今年はベスト４進出を目標に掲げ、世界ランク2位(対戦時)のブラジルに30年振りの勝利を収めたほか、前回大会の優勝国であり東京五輪金メダルのフランスにも勝利。世界の強豪を次々と倒し、世界ランク6位と順位を１つ上げて予選ラウンド2位でファイナルラウンド進出を決めました。

龍神NIPPONの司令塔！セッターの関田選手（写真提供：ジェイテクトSTINGS）

＜龍神NIPPONを支える白門バレーボーラーの活躍！＞

昨年に引き続き、今年のファイナルラウンド進出を支えたのは、日本代表の主将を務める石川選手。

予選ラウンドでは全試合にスタメン出場し、サービスエースや強烈なアタックに加え、躍動的なレシーブやブロックで攻守にわたりチームを牽引。本大会の個人ランキング7部門中5部門にランクインし、うちベストスコアラー、ベストアタッカー、ベストレシーバーの3部門では3位に輝く活躍を見せ(7月11日時点)、龍神NIPPONを破竹の10連勝に導きました。

同じく、2年連続チームの司令塔として日本の快進撃に貢献したセッターの関田選手。相手選手を翻弄させる巧みなトスワークを見せ、数々のアタックをアシスト。本大会個人ランキングのベストセッター部門では3位にランクインしました(7月11日時点)。また、頭脳的なトスワークに加え、サービスポイントでも得点を重ねました。

予選ラウンドで攻守両面の活躍を見せた富田選手（写真提供：東レアローズ）

同じく、昨年から2大会連続で日本代表に選抜された富田選手。オランダ戦では得意の守備で石川選手の攻撃をアシストするほか、強烈なスパイクを決めてチームの勝利に貢献。攻守での存在感を見せました。

ファイナルラウンドはトーナメント形式で行われ、初戦は予選ラウンド7位通過のスロベニア（世界ランク8位 ※7月13日時点)との対戦です。昨年の予選ラウンドでは日本が3-1で勝利しています。

ファイナルラウンド進出8チーム（予選通過順位順、カッコ内は世界ランキング　※7月13日時点）

1.アメリカ（3位）、2.日本（6位）、3.ポーランド（1位）、

4.イタリア（2位）、5.アルゼンチン（7位）、

6.ブラジル（4位）、7.スロベニア（8位）、8.フランス（5位）

龍神NIPPONファイナルラウンド出場にあたり、意気込みをコメントいただきました！

石川選手

「ここまでとても良い流れで来ていますが、ファイナルはまた違った雰囲気になると思うので、自分達も気持ちを新たに持って臨んでいきます。自分たちのバレーを最大限に発揮して、目の前の1点、1本だけを考えてプレーしていくことがこのファイナルで勝っていく為に必要だと思います。しっかりと準備をして僕たちの目標であるベスト4進出を達成するためにスロベニアにしっかりと勝ちきります。」

関田選手

「中央大学のみなさん、いつも応援ありがとうございます！ネーションズリーグファイナルラウンドは石川選手や富田選手と共に一つでも上の順位を目指して全力で頑張りますので日本からの応援よろしくお願いします！」

富田選手

「自分自身の役割を果たし、前回の決勝トーナメントベスト８を越え、優勝に貢献できるようがんばります。」

世界に挑戦を続ける白門アスリートへの熱い声援をよろしくお願いいたします。