全日本選手権大会(2021)の男子クォドルプルで優勝を飾った宮浦選手(中央 写真提供:岸本剛)
9月18(日)~25(日)にチェコで開催される「ボート世界選手権2022」に、本学卒業生の宮浦真之さん(2019年本学文学部卒業、現所属:NTT東日本)が男子軽量級ダブルスカルで出場します!
宮浦真之選手(写真提供:岸本剛)
本学ボート部の主将を務め、競技だけでなく精神的支柱としてもチームを牽引してきた宮浦選手。大学4年次には、「U-23世界選手権(2018/ポーランド・ポナズム)」で軽量級クォドルプルスカル8位入賞、「アジア競技大会(2018/インドネシア・パレンバン)」では軽量級ダブルスカルでボート日本勢唯一の金メダル獲得と、在学中から世界の舞台で活躍してきました。
ボート世界選手権は、ボート競技の中ではオリンピックに次ぐ権威を持つ大会として位置づけられている国際大会です。2021年の東京五輪代表には惜しくも届きませんでしたが、宮浦選手は次の目標をパリ五輪に定め、着実に成果を積み重ねてきました。
あの夏から1年。本大会の代表を決める日本代表候補選考レースで2位の好成績を収めた宮浦選手は、日本代表として世界選手権でオールを漕ぎます。
クォドルプルは4人の漕手が1人2本のオールを使用する(左から2番目 写真提供:岸本剛)
なお、本大会では、2018年のアジア競技大会でペアを組んだ武田匡弘選手(関西電力)と再タッグを組み、「アジアの頂点」から「世界の頂点」を目指します。
世界選手権での宮浦・武田ペアの活躍にご期待ください。
※軽量級ダブルスカル… 二人の漕手がオールを右手と左手に各1本ずつ計2本を持ち、艇の両側からそれぞれ出して使用する種目。漕手に体重制限がある。
世界選手権で活躍が期待される宮浦選手(写真提供:岸本剛)
宮浦選手から中大関係者へ向けてメッセージをいただきました
「チェコで行われる世界選手権に男子軽量級ダブルスカルで出場します。この種目は軽量級種目の中で唯一のオリンピック種目であり、各国のトップ選手が多く出場します。
そんな憧れのトップ選手たちに、今年はライバルとして共にレース出来ることに、とても興奮しています。画面越しに見ていた選手とレースで並べたとき、どこまで自分の漕ぎが通用するのか。チャレンジャーとして臆することなく挑みたいと思います。
2年後のパリオリンピックに向けて、今回の世界選手権で大きく成長できるよう全力を尽くします。」
世界に挑戦を続ける白門アスリートへの熱い声援をよろしくお願いいたします。
One CHUO
想いは、ひとつ。
宮浦真之さんを応援しよう!
※選手情報ページに宮浦選手が紹介さています(英語表記)