陸上競技部

陸上競技部 日本学生陸上競技対校選手権大会3日目

2014年09月08日

9月7日 熊谷スポーツ文化公園陸上競技場
新庄が5000mで堂々の3位入賞!

3位入賞に笑顔を見せる新庄

 インカレも最終日を迎えた。最終日は多くの決勝種目が繰り広げられた。また昨日の雷雨の影響で、延期された5000m決勝も行われた。

 その5000m決勝が最初に行われ、新庄翔太(法4)が出場した。「前半は集団に着いていき、後半に留学生選手が出たところがチャンスだと想定して走った」(新庄)。3000m過ぎにペースを上げたオムワンバ(山学大)とキトニー(日大)に喰らい付き、日本人選手の集団を離した。2人の留学生選手にはその後着いていくことはできなかったが、粘りを見せ自己ベスト更新となる13分52秒40で日本人最高の3位に入賞した。

 続いて行われたのは200m準決勝。前日の予選を順当に勝ち進んだ、谷口耕太郎(商2)と猶木雅文(法3)が出場した。1組に出場した谷口は4着までが決勝に進めるレースの中、3着に入り決勝進出を決めた。また、昨年同種目で優勝し連覇が懸かっていた猶木は、組5着と準決勝敗退となった。
 決勝は、東洋大の桐生や日本選手権同種目優勝の原(上武大)など強敵揃いのレースとなる。100mの時点でリードを奪った桐生が逃げ切り優勝。桐生に着いて行くことはできず、谷口は5位入賞となった。
 
100mH準決勝に出場したのは吉岡駿貴(文4)。組4着までが決勝に進めるが、吉岡は遅れをとり組7着に。残念ながら決勝に進出することはできなかった。

4×400mリレー、1走の皆木(右)から2走の横山へ

 400mH決勝には前日の予選2組を1着で勝ち上がった田辺将大良(法2)が出場。 優勝した橋本(日大)と加藤(筑波大)の争いに加わることはできず、52秒19のタイムで6位入賞となった。

 円盤投決勝には内賀嶋大地(法3)が出場。1投目はファール、2投目は44m78、そして3投目には46m32の記録を残し、自己ベストを更新した。しかしトップ8に残ることはできず、16位となった。

 そして最終種目となる4×400m決勝が行われた。中大は、1走から皆木佑太(総3)、横山直広(経3)、藪内翔太主将(商4)、谷口耕太郎(商2)という関カレを制したメンバーと同じメンバーで挑んだ。皆木が順調に横山にバトンを渡したが、慶大の山縣が圧巻の走りを見せ首位に立つ。2位以下が大混戦となる中、藪内主将にバトンが渡った。藪内主将は意地の走りで、2位の早大、日大とほぼ同時にバトンを谷口に渡した。そしてアンカーの谷口は、同日に200mに出場した疲れも見られ、スピードに乗ることができない。中京大に抜かされ、結果は5位となった。 
◆大会結果
5000m決勝
3位 新庄 13分52秒40

200m準決勝
1組3着 谷口 21秒19→決勝へ
2組5着 猶木 21秒38 

決勝
5位 谷口 21秒02

110mH準決勝
2組7着 吉岡 14秒73

400mH決勝
6位 田辺 51秒89

円盤投決勝
16位 内賀嶋 46m32

4×400mR決勝
5位 中大(皆木→横山→薮内主将→谷口) 3分6秒25

総合成績
1位 日大 100点
2位 順大 80点
3位 筑大 69点
6位 中大 38点

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部