ラグビー部

ラグビー部・関東大学リーグ戦 対日大

2017年10月09日

9月24日 秩父宮ラグビー場

5トライを奪い日大に快勝

 

 今月の10日に開幕した関東大学リーグ戦。初戦を勝利した中大は連勝を目指し、日大と対戦した。試合は日大に先制トライを許したものの、楠本航己(文2)と牧野真也(経4)のトライで逆転。後半にもトライを重ね、33-14で日大に快勝した。

 

 試合は日大ペースで始まる。1分過ぎ、中大がスクラムでも反則を取られ、ゴール付近まで攻め込まれる。日大にラインアウトからモールで押し込まれ、ずるずるとデイフェンスラインを下げられると、そのままトライを許し、先制点を献上。キックも成功し、試合開始早々に7点のビハインドを負ってしまう。

 

 反撃したい中大だが、日大の低く鋭いタックルに苦戦。パスワークも乱れ、日大にカウンターを許し、試合は完全に日大ペースに。11分過ぎにはハイパントから日大にチャンスを作られたが、何とかしのぐ。そんな中、18分に中大は同点に追いつく。ハイパントから抜け出した楠本が抜け出すと、日大の守備陣を振り切りトライ。侭田洋翔(商1)のキックも決まり、試合を振り出しに戻す。

 

 同点に追いつき、勢いに乗る中大。右、左サイドからチャンスを演出し、足の止まってきた日大を攻め立てる。すると25分過ぎ、キックのこぼれ球を拾った牧野が抜け出し、勝ち越しトライ。同じ形で日大守備陣を崩し、逆転に成功する。

 

▲トライを決め、喜ぶ選手たち

 

 ハーフタイムを挟み、後半に入っても試合の主導権を握ったのは中大。5分過ぎ、相手のオフサイドの反則で一気にゴールライン付近まで、攻め込む。ラインアウトからモールでさらに日大のゴールラインに迫ると、モールから抜け出した成田圭(総1)がトライを決め、さらに日大を突き放す。さらに19分には突破した高橋真太(経3)が楠本につなぎ、鬼頭悠太(文2)がボールを受け取るとそのままトライ。「前に出れるということが、強みなのでもっとそこを出していきたい」(高橋)。日大相手に強みを見せつけ、さらに追加点を挙げた。

 

▲5トライを奪い、スタンドも大盛り上がり

 

 終盤に日大に反撃を許しながらも、相手のミスにも助けられ、38分にもトライを奪い、33-14で日大を下した。次戦は法大との対戦。選手権出場に向け、負けられない戦いとなる。「法政との試合は一味違ったものになるかなと思う」と意気込みを口にした高橋。法大を下し、選手権出場を手繰り寄せたいところだ。

 

 

記事・写真=「中大スポーツ」新聞部