ラグビー部
ラグビー部 関東大学リーグ戦対日大
2014年10月05日
追い上げ及ばず敗戦
~1勝1敗で迎えた第3戦は、日大と対戦した。前回の法大戦での課題であった、タックルの精度を修正して臨んだ試合。一進一退の攻防が続き、試合は拮抗(きっこう)した展開に。しかしあと1トライが奪えず、15-19で敗戦。これで1勝2敗となり、チームは正念場を迎えている。
台風の影響による強い雨が降りしきる中、日大のキックオフで前半が始まった。2分に笠原開盛(経1)が危険なプレーによるシンビン(10分間の一時退場)で一人少ない状態となり、序盤は日大に攻め込まれる。自陣でのプレーが続き、6分にスクラムから抜け出されトライを許す。追い上げたい中大のチャンスは14分。敵陣10mライン中央付近で相手のペナルティを誘うと、浜岸峻輝(経2)がペナルティゴールを決めて3点を返す。その後は20分にトライを奪われるなど苦しい展開が続くが、ディフェンス陣が踏ん張ると試合は徐々に中大のペースに。37分に敵陣22mライン付近でのラインアウトからモールを形成。得意の形からゴール前までボールを運ぶと、相手のペナルティからクイックスタートし最後は北村彦樹(文4)がインゴールに飛び込んだ。8-14で前半を折り返す。
前半終了間際に追い上げて迎えた後半、中大が先に点を奪う。4分にモールから抜け出した北村が今日2つ目のトライを決めると、浜岸のゴールも成功し逆転に成功する。11分にトライを決められ再び逆転を許すなど接戦となる中、その後はこう着した試合展開が続く。それでも中盤以降は中大が主導権を掴んだ。相手のミスなどで敵陣に攻め込むと、強みであるモールから再三敵陣ゴール前まで迫る。しかし相手のディフェンスに阻まれ、なかなかゴールラインを割ることができない。終了間際にはパスを回して突破を試みるも、最後まで壁を破ることはできず、15-19で敗れた。
試合後、松田監督は「気持ちの面を含めて、チームとしての意思統一ができていなかった」と振り返った。目標として掲げていたリーグ戦優勝が遠のく1敗となったが、「(今日の結果を)次に生かさなければいけない」(檜山翔一主将・経4)と今後を見据えた。

9月13日 対立正大 ○25-13
28日 対法大 ●27-37
10月5日 対日大 ●15-19
19日 対山梨学大 (15時~町田陸上競技場)
11月3日 対大東大 (14時~上柚木陸上競技場)
15日 対東海大 (14時~ニッパツ三ツ沢球技場)
30日 対流経大 (14時~秩父宮ラグビー場)
記事:中大スポーツ新聞部