ハンドボール部

ハンドボール部・秋季関東学生ハンドボールリーグ戦 対東海大

2017年09月13日

9月9日 国士大多摩体育館

久々2勝目 4位浮上

 

 待ちに待った2勝目は、総力でつかんだ。開幕2戦目で国士大に敗れ、そこから2連続のドロー。「試合はそこまで悪くないが勝ち切れない」(実方監督)試合が続いていた。加えてスタメンに負傷者。チームの右サイドを2人とも入れ替え、東海大に挑んだ。

 

▲スタメン抜擢で躍動も自己評価は「60点」と控えめな大崎

 

 代わりのスタメン抜擢は、大崎弘市(商3)、中井川翔(総3)。「あまり緊張せずにやれた」という3年生コンビが、序盤から攻守に躍動した。試合開始4分に大崎、6分台には中井川がゴール。その後もまんべんなく多くの選手が得点し、リードを広げる。4点リードで前半を終えた。

 

▲破壊力ばつぐんな北詰のシュート

 

 後半だけを見て勝ち切った試合が少ない今年度の中大。これまでの2戦も前半のリードを後半に失い引き分けている。この試合もリードこそ保ちつつもなかなか点差自体は広がらない展開が続いていた。しかし、終盤に守備要員として投入された保利憲之朗(経2)がことごとく相手の攻撃をシャットアウト。中井川、森田啓仁(法3)の両サイドからの速攻も冴え、終盤一気に点差を広げる。20分以降わずか2失点で試合を締めた中大。後半だけで4点差、総合では8点差の快勝だった。

 

▲この日5ゴールと大活躍の中井川

 

 勝ち切れないチーム状況、けが人というマイナス要素を見事はねのけた中大。順位も4位に浮上した。「代わりのメンバーが頑張った。いいゲームでした」と実方監督。この日8得点と安定した結果を出し続けるエース北詰明未(商3)は「戦術とかよりも、勝つんだという気持ちを見せて戦いました」と久々の勝利に安どの表情だ。秋リーグも折り返し地点。これから勝ち点を積み重ねて、上位争いにしがみつく。

 

▲森田の速攻。6ゴールの活躍

 

◆試合結果

○中大31(16-12、15-11)23東海大●

 

◆コメント

実方監督 「秋リーグ初めてのナイスゲーム。前後半共に4点差で勝ち切れた。けが人がスタメンに2人出たが代わった大崎と中井川が想像以上に頑張ってくれた。明日もメンバーは変えない。舐めて焦った展開にならないように、今日のようなゲームにしたいです」

 

北詰 「勝つという気持ちを前面に出しました。戦術とかよりも、とにかく気持ちを見せて。スタメンじゃない選手でも実力は変わらない。(スタメン抜擢の)2人とも心強かったです。明日も気を引き締めて、流れを持ってこれるよう頑張ります」

 

大崎 「初スタメンだったけどあまり緊張せずにやれた。引き分けが続いたときに自分はあまり試合に出ていなかったので、自分が流れを変えたいと思って頑張りました。自己採点は60点ぐらい。後半に攻撃でミスがあったので修正したいです」

 

森田 「東海大は速攻が速いので、戻りの速さを意識しました。走りました。疲れましたね(笑い)。自分も先週はチームを離れていた。試合に出られず迷惑をかけた分も頑張りました。明日も、いつも通りに頑張りたいと思います」

 

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部