ハンドボール部

ハンドボール部・秋季関東学生ハンドボールリーグ戦対法大

2017年08月29日

8月26日 日大八幡山総合体育館アリーナ

ディフェンス強化で快勝 春からの成長を実感

 

 いよいよ秋季リーグが開幕した。春リーグを通しての課題はディフェンスの強化。「ディフェンスに重点を置いて練習した」と玉榮悠主将(文4)が春からの練習を振り返る。その練習が実を結び、37―26の大差で開幕戦の勝利を飾った。

 

▲この日9得点の北詰。エースの得点力は健在。

 

 「出だしから中大らしさを出すことができた」(中野尚・法4)。前半は先制点は許したものの守備が光り、失点を8に抑えた。ゴールを守った山﨑智之(総3)は「ディフェンスとしっかりコミュニケーションをとりながらプレーできた」と語る。特に、前半7分半から18分前半までは相手に1点も許さなかった。その間にシュートが次々と決まり、勢いに乗った中大は前半を19―8の大量リードで終えた。

 

▲ゲームをコントロールした中野

 

 後半は両チーム18得点と拮抗した展開になったが、順調に点を重ねて37-26で快勝した。エースの北詰明未(商3)は試合を振り返って「自分たちのハンドボールができた」という。また、後半中盤からは佐野利器(法3)の活躍が光り、選手層の厚さがうかがえた。

 

▲佐野のガッツポーズ。チームに流れを呼んだ。

 

 「チームとしてのレベルが上がっている」と実方監督。以前より確実にチームとして成長していると実感しているようだ。東アジア選手権の代表に主力選手が選ばれたことでチームとしての意識も高まり、多くの選手たちが次々と頭角を現してきている。東立拡(経4)もその一人だ。

 

 春季リーグを3位で終えた無限の可能性を秘めたチームは、いったいどのような秋季リーグを戦っていくのだろうか。今後の試合に注目したい。

 

▲守備をけん引した4年生の佐藤

 

試合結果

中大37(19―8、18-18)26法大●

 

◆コメント

実方監督

「選手たちが平常心で攻撃できたと思います。選手たちは春よりもプレーが確実に上達して、本当に成長しました。レギュラーではなかった選手たちがどんどん成長していてそれが昨年までのチームと違うところですね。初戦で良いスタートが切れたので、次からもしっかり勝てるようにしたいです」

 

玉榮主将

「自分たちの力が発揮できて良かったです。チームとして夏の期間練習してきたディフェンスがどこまで通用するか試していきたいですね。今回は前半抑えることができたので練習の成果も出せたと思います」

 

佐藤龍亮(法4)

「初戦だったので入りから声出していこうと思っていました。ディフェンスをずっと意識して練習してきたので前半の失点を8に抑えられたのは良かったです」

 

北詰

「試合を通して徐々に相手のオフェンスやディフェンスに対応できたので良かったです。夏の名古屋遠征で実業団チームとプレーして、シュートやディフェンスなどたくさんのことを学ぶことができました。今回はそこで学んだことを活かしてプレーすることができたと思います」

 

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部