ハンドボール部

ハンドボール部・全日本学生ハンドボール選手権大会1回戦 対近大

2016年11月21日

11月19日 徳島・松茂町体育館

インカレ初戦快勝!

▲この試合11得点の杉岡主将

 集大成のインカレが開幕した。中大の初戦の相手は近大。力の差を見せ付けて、快調に滑り出した。秋季リーグ戦から、攻撃のバリエーションと守備の強化を図ってきた中大セブン。「これからの戦いが楽しみでわくわくします」と実方監督も納得の勝利となった。

▲下岡も得点を量産

 前半の戦いは、良い意味で指揮官の期待を裏切った。速攻で幸先よく先制すると、古家敦志(経4)を中心とした守備も機能。左サイドのエース杉岡尚樹主将(商4)がゴールを決めれば、逆サイドの下岡大騎(経4)も負けじと続く。じわじわと点差を広げると、前半終了間際にはハーフライン付近から杉岡主将のスーパーゴールがさく裂。10点差をつけ、勢いに乗って前半を終えた。

▲前半終了間際のスーパープレーに杉岡主将(左から2番目)は照れ笑い

 後半、インカレは5連戦の過密日程ということもあり、メンバーを入れ替えながら挑んだ。後半24分にはスタメンが1人残らずベンチに下がる。 「少しグダグダしてしまった」と古家は気を引き締めたが、点差は縮められることなく快勝。「初戦としては良かった」と下岡も笑顔を見せた。

 「チームの雰囲気はかなり良い」(杉岡主将)。試合前や得点後はベンチが盛大な応援で盛り上げ、改善点や試合の組み立ては選手たちで話し合って工夫している。4位と健闘した秋季リーグ戦から、さらにステップアップを遂げている中大。一発勝負のインカレだが、徳島の渦潮のごとき勢いで、更なる上位進出を期待したい。

◆試合結果

中大40(21-11、19-13)24近大●

写真・記事 「中大スポーツ」新聞部