ハンドボール部

ハンドボール部・秋季関東大学ハンドボールリーグ戦対日大

2016年09月05日

9月3日 日大八幡山体育館

決定力不足に泣くも、手ごたえ掴む惜敗

▲逆転負けに肩を落とす選手たち

 先週行われたリーグ第2戦で、昨季1部リーグ2位の強豪、国士大に逆転勝利した中大は日大と対戦。前の試合の良い流れのまま前半は1点リードして終えるも、後半にシュートミスが響き逆転負けを喫した。それでも、3季ぶりの1部リーグの舞台で堂々たる戦いを見せている中大。実方監督も「1部でも十分戦える」と手ごたえを口にした。

▲シュートを放つ北詰明未(商2)

 

「残念でしたね。勝ちたかったです」。試合後、悔しそうに実方監督は言った。前半のリードはたった1点も、中大はノーマークのシュートを外す場面が多く、改善されれば後半はさらに優位に試合を進められるだろうと思われた。しかし、後半もシュートミスはなくならず、ゴールネットがなかなか揺れない。実方監督は守備時にベンチに下がった攻撃の司令塔、中野尚(法3)に再三指示を送るも、「こういう時は誰が悪いではなく、全員が良くない」(実方監督)と試合中に攻撃のリズムが戻ることはなかった。

 しかし、日大の得意とするサイド攻撃への対策はしっかりと機能。速攻以外の形ではほとんどゴールを割らせなかった。本日何度もシュートストップを見せたキーパーの山﨑智之(総2)も「エースのロングシュートなど対応できるようになった」と、3試合を戦っての向上を感じている。1部上位の常連校相手にも「差はない」と実方監督も胸を張った。

▲シュートに足を出して飛びつく山崎

 リーグ戦現在1勝2敗。いまだ課題は多いものの、1部リーグ、インカレ上位進出に向けて、しっかりと前に進んでいる。「インカレでは去年の成績を超えてベスト4に入る」(山崎)と選手も気合十分。1部リーグの台風の目になれるか、今後の躍進に期待だ。

◆試合結果

●中大24(11ー10、13-15)28日大○

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部