ハンドボール部

ハンドボール部 関東学生ハンドボール春季リーグ戦対法大

2015年05月11日

5月10日 国士大多摩校舎体育館

競り勝って2勝目を挙げる

▲試合終了直後、喜ぶ杉岡尚樹(経3)ら選手たち

 ゴールデンウイークが終わり、4月に始まった春季リーグ戦も終盤を迎えた。連敗中でなかなか調子が上がらない中大は法大との対戦。「ディフェンスが良かった」と荒木健志主将(法4)が振り返った通り、要所で相手の攻撃を防ぐ。攻撃面でも速攻でシュートを決めるなど中大の持ち味が多く見られた。攻守が噛み合い、23ー21で勝利。中大の良さが如実に表れた試合であった。

▲玉榮悠(文2)は7得点の活躍を見せた

 何としてでも勝利を挙げたい中大は、玉榮悠(文2)、杉岡尚樹(商3)の得点でいきなり4連続得点を挙げる。リードを奪い、主導権を握るのかと思われたが流れは変わり、今度は法大が5連続得点で一気に逆転する。逆転された17分にたまらず実方監督はタイムアウトをとる。タイムアウト後は中大も落ち着き、拮抗した展開に。1点ビハインドの終盤29分、相手のパスを下岡大騎(経3)がカットし奪うと、そのまま速攻を決め同点に追い付く。両チーム競った前半は11ー11のロースコアで終える。

▲元田雄己(経4)らは勝利し安堵の表情を見せる

 後半、リードを奪いたい中大は後半最初の得点を奪われるも、杉岡、玉榮の得点でリードを奪う。良い流れを作った中大は荒木主将などにも得点が生まれ、12分までに4点リードする。しかしここから得点が伸びず、リードを広げることができない。次第に点差を縮められ、終盤には2点差まで詰め寄られる。この悪い流れを断ち切ったのは元田雄己(経4)だ。「雰囲気が悪い時こそ声を出そう」(元田)と気持ちの面でもチームを鼓舞する。その後途中出場した佐崎静磨(経4)が得点を決め、流れを相手に渡さない。終盤苦しい展開になったが耐えて守った中大が23ー21で辛勝した。

 「前半の立ち上がりミスなし。大事なとこでもミスが出なかった」と試合を振り返った実方監督。特に前後半の終盤は相手の攻撃をさせなかった。攻撃で7得点を挙げ、活躍を見せた玉榮は「気持ちを強くいこうと心がけた」と活躍の要因を述べた。「(2年生などの)下級生の頑張りと、4年生が引っ張っていけば、チームは回っていく」(荒木主将)。攻守で自分たちのプレーを見せることができた。インカレの出場権が得られる8位以上には最終戦で勝利が絶対条件だ。チーム一丸で大事な一戦に臨む。

 

◆試合結果

中大23(11-11、12ー10)21法大

 

次の試合は今季最終戦となる日大戦。5月16日(土)三郷市体育館にて11時40分より試合開始予定です!

 

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部