ハンドボール部

ハンドボール部・関東学生ハンドボール春季リーグ戦対早大

2015年04月20日

4月19日 国士大多摩校舎体育館

早大に惜敗 開幕3戦白星あげられず

 「残念。でも、締まったいい試合でした」(実方監督)。内容が良かっただけに、悔しい1敗だった。早大に前半から食らいつくも、結果は24-26。黒星続きの中大は、またも僅差の勝負に涙をのんだ。体格差があり一枚上の相手だが、昨季ほどの勢いがなかっただけに、勝ちへの期待は大きかった。ミスから得点機会を奪われ、痛い開幕3連敗となった。

試合後、ベンチを後にする選手たち

▲試合後、ベンチを後にする選手たち

 開幕2戦からメンバーの大きな入れ替わりはなく、両サイドに配した杉岡尚樹(商3)、下岡大騎(経3)を中心に、相手ディフェンスを揺さぶって得点する戦術で臨んだ。試合は前半、攻守ともにうまく機能し両者互角の戦いに。序盤からゴールキーパーの元田雄己(経4)とフィールド陣との連携が際立ち、4連続で相手からの攻撃を抑えるなど、流れを引き寄せる。こぼれ球から速攻につなげられる場面もあり先行を許したものの、点差を1に抑えて15-16で前半を終えた。

 流れが変わったのは後半1分。相手に先制を許すと、そこから連続得点を浴びた。後半は攻守の切り替えがしやすい変則的な3-3のディフェンス陣形でスタートしたが、相手には通じなかった。「3-3ディフェンスを破られて4点差をつけられてしまった。私のミスです」と指揮官は肩を落とす。横一線のディフェンスに陣形を戻し、後を追う形となった。苦戦を強いられた中大だが、終盤には初出場のサウスポー喜多勇介(経4)が初得点で一矢報いるなど、2点差まで詰め寄り、試合終了となった。

喜多勇介

▲初出場の喜多は2得点をあげる活躍。「緊張したが、なりふり構わずやった」

 今季は、12日までの10戦中6戦が3点差以下、うち3戦が1点差と接戦が目立つ。「どこのチームも力は変わらない。勢いのあるチームが勝ち上がっていく」(荒木健志主将・法4)。次戦の相手は、中大とともに下位に甘んじている順大。勢いに乗るためにも、落とせない戦いになりそうだ。

◆試合結果 中大24(15-16、9-10)26早大

次戦、順大との試合は4月26日(日)明大和泉キャンパスにて12時20分より開始予定です!