ハンドボール部

ハンドボール部 関東学生ハンドボール秋季リーグ戦対筑波大

2014年08月30日

8・30 日大八幡山体育館
昨季2位の筑波大に快勝 開幕白星スタートを決める

 本日、日大八幡山体育館にて、筑波大との秋季リーグ戦開幕戦が行われた。前半は先制を許し一進一退の攻防を演じるも、終盤に杉岡尚樹(商2)の連取で追い上げ16-14で試合を折り返す。後半は序盤に大量得点を挙げ逃げ切り19-15、試合は35-29で快勝した。昨季2位の強豪・筑波大から大金星を挙げ、見事に開幕スタートダッシュを切った。

得点しガッツポーズをする杉岡

 上級生のケガもあり、下級生主体で臨んだ開幕戦。

 中大のスローオフから始まった前半戦は開始1分半、ペナルティスローで先制を許してしまう。試合早々後手に回るが、失点しては詰め寄る一進一退の攻防を続ける。試合も終盤に差し掛かり8-10とされたところで、実方監督はディフェンスの陣形を6-0から3-3に変更。それが功を奏し、杉岡、木村辰吉(文2)を中心に巻き返す。中でも杉岡は前半戦終盤、左サイド、中央から巧みにシュートを決め3連取を含む6得点で逆転に成功する。前半戦を終えスコアは16-14、杉岡は12得点を決める活躍を見せた。

好セーブで流れをつくった元田

 2点リードで迎えた後半戦、キーパーの元田雄己(経3)の2度にわたる好セーブもあり守備から流れをつくると、前半終盤と同様に杉岡と木村を中心に5点を連取。開始7分で21-14と突き放しに成功した。中盤は杉岡、木村、センターの中野尚(法1)を中心に徐々に点差をつけ、後半戦を折り返した時点で29-18、11点のリードを奪った。後半戦20分、実方監督は下岡大騎(経2)を投入。下岡は監督の起用に応え連取を決め勝利を確実なものにした。残り時間4分で11点のリードを手にした中大だったが、その後は相手の追い上げを許し5失点で試合終了。35-29で昨季2位の筑波大に勝利した。

 試合後、実方監督は「選手の自信にもリーグ戦にも大きくつながる一勝」と試合を振り返った。経験豊富な上級生が万全でない中、下級生主体のチームで挙げたこの勝利の意味は大きいに違いない。
 昨季は9位で入替戦を経験し苦境を強いられた中大。この一勝を足掛かりに、今秋逆襲を狙う。

◆試合結果
○中大35(16-14、19-15)29筑波大●


写真・記事:「中大スポーツ」新聞部