ハンドボール部

ハンドボール部 関東学生ハンドボール春季リーグ戦対桐蔭横浜大

2014年05月13日

初白星も満足せず
 「勝たなくてはならない試合」(阿部航平主将・文4)をしっかり押さえた。春季リーグ戦開幕後7連敗と負の連鎖をなかなか断ち切れなかったが、桐蔭横浜大を29―27で抑え初白星。ここでの入替戦確定を免れる大きな一勝となった。

 前半戦1分、先制点を決めたのは桐蔭横浜大だった。中大もすかさず得点し取り返したが、相手が先行して点を取る形が続く。1点ビハインドのまま試合が進み、なかなかリードできない。16分には亀田拓人(商3)がジャンプ時に相手選手と接触し、腹部を強打。倒れこんでベンチに下がった。実方監督が「一線ディフェンスのキーマン」と評する選手だけに痛手となった。悪い流れのまま終わると思われた前半戦も、終了間際に急展開する。29分に杉岡尚樹(商2)が同点ゴールを決めると、前半戦終了3秒前には下岡大騎(経2)が相手ディフェンスをかわして一撃。1点リードで折り返した。
 後半戦は一線のディフェンスでリードを守りつつ、点を重ねた。けがが心配された亀田も回復しコートに戻った。攻撃面では、杉岡の球を浮かすループシュートが効き、大量得点。しかし、相手も攻撃の手を緩めず追随し、29―27と僅差で試合を終える。

 実方監督は「9つくらい点を離して欲しかった。その点いまひとつといったところ」と厳しい表情。阿部主将も「欲を言えば差をつけたかった。満足はしていない」とふり返った。春季リーグ最終戦となる次回の相手は日大。そこで勝てるかどうかが入替戦回避を大きく左右する。「自分たちの持っている力を全て出せるよう、チーム一丸となって戦う」(阿部主将)。
◆試合結果
○中大29(16―15、13―12)27桐蔭横浜大●
次戦(日大戦)は5月17日11時40分より三郷市総合体育館にて行われます。ぜひ足をお運びください!
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部