ハンドボール部

ハンドボール部 関東学生ハンドボール春季リーグ戦対法大

2014年04月20日

初白星遠く 法大に痛い一敗
4月20日 日体大健志台キャンパス

 1部リーグ残留へ1勝が欲しい中大は、昨年度の秋季リーグ9位の法大に28ー34と痛い敗戦を喫した。2部との入れ替え戦の回避に黄色信号が灯りつつある。

 前半から攻守ともに噛み合わなかった。法大に2点を先制されるが、試合開始4分40秒に山内貴史(経4)がチーム初得点を決めると、さらに佐崎静磨(経3)と荒木健志(法3)が連続で得点。流れに乗りかけた中大だったが、今度は法大に3連続得点され再逆転を許す。そこから両者交互に得点する時間帯が続いたが、中大は安易なパスミスやキャッチミスを繰り返し、流れを悪くしていく。19分に差し掛かるタイミングで7ー9とされると、さらに2点を追加され点差を4に広げられる。ここで実方監督がタイムアウトを取るが、流れを変えられないまま試合は進む。前半終了間際に3度目の3連続得点を許し、11ー16で試合を折り返した。

 ハーフタイムで実方監督は「一つずつ縮めろ。やるのはお前らだ」と選手を鼓舞する。後半に入ると法大にもフリーでのシュートミスなどが目立ち始めた。「うちもシュートミスやキャッチミスをしてしまいもったいなかった」(阿部航平主将・文4)と、流れを手にできる場面で中大もミスを繰り返した。残り時間が減り続ける中で、実方監督は中野尚(法1)を攻撃の起点に起用。中野はパス、シュートともに目を引くプレーを見せたが、法大も食い下がり点差を詰められないまま試合終了。28ー36で敗れた。

 試合後阿部航平主将は「勝てる相手だった。率直に悔しい」とうつむきがち。中大にとって大きく響いた一敗となった。実方監督は「ディフェンスは去年のチームから一人しか減っていないし、今年はある程度できると思っていた。修正をかけていきたい」と語った。入れ替え戦を回避するリーグ8位以内は、同時にインカレ出場権獲得を意味し非常に重要。まずはリーグ戦初白星を掴みたい。

◆最終結果
●中大28(11-16、17-18)34法大○

次の試合は4/27 関東学生ハンドボール春季リーグ戦対日体大(国士舘大学多摩キャンパス 10:20~)です。