バレーボール部(男子部)
バレーボール部 東日本バレーボール大学選手権大会
2014年06月24日
墨田区総合体育館
今季初黒星… 東日本ベスト16敗退

今季初黒星を喫した中大
33回目を迎えた夏の王者を決める東日本インカレ。中大は無敗の11連勝で春季リーグ戦を全勝優勝し、今大会に挑んだ。2回戦の国際武道大戦は力の違いを見せつけ、ストレート勝ち。しかし3回戦の慶大戦は、相手エースを最後まで封じることができずに0-3で敗れた。中大は惜しくもベスト16止まり、なお専大が初の優勝を決めて幕を閉じた。
2回戦 対国際武道大
スタメン(サーブローテーション順)
23WS石川祐希(法1)
15MB渡邊侑磨(法2)
2WS江頭広樹(経4)
17WS井上慎一朗(法2)
22MB大竹壱青(商1)
13S関田誠大(法3)
20L伊賀亮平(経2)
中大はシード校のため2回戦から出場。初戦の相手は、春季リーグ戦2部で4位の国際武道大となった。
第1セット、大竹の速攻が連続で決まり、序盤からリードを得る。その後も井上のサービスエースなどで5連続ポイント、終盤にも連続得点を重ね相手を圧倒。25-13でセットを先取した。
第2セット、序盤はサイドアウトを取り合う接戦になったが、江頭、石川、渡邊などが連続でスパイクを決め切り、中盤に5連続得点。流れに乗った中大は、渡邊に替えて主将の手塚奨(経4)、セッターに山下紘右(商1)を投入。終盤には江頭が連続得点を挙げ、25-14でセットを連取した。
第3セット、スタメンを大幅に変更。手塚主将、井澤大輔(経4)など4選手を入れ替えた。序盤こそ接戦になったが中盤に石川の1枚ブロックで同点、さらに石川のサービスエースで逆転に成功。その後は相手を寄せ付けず、最後は井上のスパイクが決まり25-16でゲームセット。3回戦進出を決めた。
3回戦 慶大戦
スタメン(サーブローテーション順)
23WS石川祐希(法1)
15MB渡邊侑磨(法2)
2WS江頭広樹(経4)
17WS井上慎一朗(法2)
22MB大竹壱青(商1)
13S関田誠大(法3)
20L伊賀亮平(経2)
3回戦は春季リーグ戦8位ながらも、エースで全日本登録選手の柳田選手を擁する慶大と対戦。
第1セット、序盤にリードを許してしまうが、渡邊のブロック、速攻が連続で決まり中盤に逆転する。その後は得点を奪い合ったが、18-18から相手の攻撃を止められず3連続失点。リズムをなかなか取り戻せないまま慶大に21-24とセットポイントを取られたが、途中出場の尾松航洋(経4)が絶妙なサーブを見せる。相手守備陣を崩すと、石川、井上のサイド陣がスパイクを決めきり終盤に4連続得点。なんとかジュースまで持ち込んだが、最後は慶大のスパイクが決まり、惜しくも25-27でセットを落とした。
第2セット、渡邊のクイックで先制したが、序盤から4連続失点を許したところで中大がタイムアウトを要求した。タイムアウト明けに大竹に替わって井澤を投入。多彩な攻撃で徐々に点差を詰めていき、中盤に井上のサーブで6連続ポイントを挙げて逆転に成功。しかし相手にサービスエースを決められ20-20の同点にされると、そのまま第1セットに続きジュースに突入。緊迫した場面でも4年生の江頭を中心に得点を決めていったが、エース・石川のスパイクを最後はブロックされ、31-33の大接戦の末にセットを取られた。
第3セット、スタメンに井澤を起用する。スタートから3連続失点を許すと、その後も慶大のエース・柳田を中心に相手のスパイクを止めることができない。中大も石川、センター線からは井澤が得点を決めて応戦していくが、連続得点をなかなか奪えない。終盤には石川が連続でスパイクを決めたが、序盤の点差を埋められず1度も慶大に追いつけないまま20-25でストレート負け。今季初の黒星を喫した中大は、無念のベスト16敗退に終わった。
◆試合結果
2回戦
〇中大3‐0国際武道大●(25‐13、25‐14、25‐16)
3回戦
●中大0‐3慶大〇(25‐27、31‐33、20‐25)
◆大会結果
①専大 ②日体大 ③順大 ベスト16=中大
写真・記事:「中大スポーツ」新聞部