バドミントン部
バドミントン部 関東学生バドミントン秋季リーグ戦対早大
2015年09月23日
9月21日 日体大米本記念体育館
早大に完勝! 秋季リーグ戦も全勝優勝を飾る!
▲優勝が決まり、一斉に喜ぶ中大ベンチ
リーグ戦最後の試合は、早大との優勝をかけた大一番。相手のアクシデントもあり、4-1で勝利し5連勝を決めた。この結果、春季・秋季リーグ戦のダブルで優勝。悲願のインカレ連覇に向け弾みをつけた。
▲リーグ戦負けなしの西本は、今日の試合も勝利した
優勝決定戦の第1シングルスに出場したのは西本拳太(法3)。相手は西本も「実力的に上」と言う古賀輝だった。「事実上のインカレ個人戦優勝決定戦の気持ちで臨」み、第1セットは順調に奪う。しかし第2セットはイレブン後にミスが続き、相手に連続してポイントを取られ、13-21。今年初めてリーグ戦でセットを落としてしまう。だが第3セットはなんとか立て直し、2-1で勝利。優勝もかかり、かつ実力者との対戦となり「一番きつかった」と振り返った。
▲春に続き古賀穂を倒した五十嵐
第2シングルスには五十嵐優(法2)が出場。相手は1年生ながら、東日本インカレで優勝した古賀穂。しかし五十嵐は「自分が勝てばチームが勝つ」と強気な気持ちで攻め続け、1セットを21-15で奪う。第2セットも長いラリーを耐えて辛勝。西山監督が理想的な展開として考えていた通りの展開に持ち込み、2-0で優勝に王手をかける。
▲今リーグ戦3勝を挙げた大関(写真左)・川端(写真右)組
続く第1ダブルスには大関修平(商2)・川端祥(商2)組。序盤、点を取り合うものの、最後に相手に連続してポイントを取られ第1セットを落とす。第2セットは順調に得点を重ね、11-5と先にイレブンを奪うことに成功。しかし、11点目の際に相手の選手が怪我で棄権。この瞬間、大関・川端組の勝利、そして中大の優勝が決まった。第2ダブルスには五十嵐・中田政秀(法1)組。第1セットを順調に奪うも、第2セットは大学界屈指の好ペア、古賀輝・斎藤組が本領を発揮し、セットを取られる。「開き直るしかなかった」(中田)と、第3セットへ。しかし気持ちが切れたのか終始、相手に連続でポイントを許し、11-21で敗北した。
▲最後のリーグ戦をストレート勝ちで締めた近藤主将
最後の第3シングルスには近藤拓未主将(商4)が出場。勝利は決まっていたものの、「個人としては勝ちたい」と臨んだ。第1セット、18-20から必死に喰らい付き、26-24で奪い取る。第2セットも途中まで相手にリードを許すが、その後6連続ポイントなどで逆転。最後のリーグ戦をストレート勝ちで収めた。また、最優秀選手賞には5戦全勝、今年のリーグ戦10勝負けなしの西本が選出された。
年内の春季・秋季リーグ戦2つの優勝は昭和55年以来の快挙となった。現在のメンバーはもちろん、誰も経験したことがない。「春は2勝しかできなかったが秋は3勝。春よりも貢献できた」とルーキーの中田。また、西方優馬(法1)は「練習をしてきて優勝した。春よりも大きな価値」と、シングルスに頼りっぱなしだった春季リーグ戦の全勝優勝とは異なった優勝であることを実感している。だが、2週間後には大阪でインカレが行われる。気が休む間もないが「春季・秋季リーグで勝ち、インカレで勝たなければ真の王者ではない」(西山監督)。波に乗る中大は2週間後のインカレで連覇を目指す。
◆試合結果
〇中大4-1早大●
◆詳細結果
〇西本2-1古賀輝●
〇五十嵐2-0古賀穂●
〇大関・川端組(棄権)中里・富岡組●
●五十嵐・中田1-2古賀輝・斎藤組〇
〇近藤主将2-0松本●
◆大会結果
①中大②早大③日体大
最優秀選手賞=西本(初受賞)
写真・記事:「中大スポーツ」新聞部