バドミントン部
バドミントン部 東日本学生バドミントン選手権大会 個人戦
2015年09月18日
8月31日~9月5日 山形市総合スポーツセンター、山形県体育館
ダブルス陣大健闘、五十嵐・中田ペア優勝!
団体戦を準優勝で終えてから臨んだ個人戦。シングルスは大関修平(商2)のベスト16が最高と成績が振るわなかったが、ダブルスでは8ペアが出場した中、3組がベスト16に入り、インカレ出場権を手に入れた。そして、その中で五十嵐優(法2)・中田政秀(法1)組が優勝を果たした。
▲ベスト8入りを果たした海谷・西方組
関東学生バドミントン個人選手権大会でベスト4入りし、すでにインカレ出場を決めていた海谷慎吾(文3)・西方優馬(法1)組。「楽しんでいこう」(西方)と気楽な姿勢で試合に臨んだ影響もあってか、順調に勝ち上がり、迎えた6回戦。序盤は競っていたものの、後半にかけて相手に連続して得点を決められ、1セット目を落とす。2セット目も相手に6連続で得点を許すなど、厳しい状況が続いた。西方は前日のシングルスの試合で足を痛めており、「試合中も痛みがあった」。一時は追い付いたものの細かいミスが続き、2セット目も落とし0-2で敗退。インカレ出場は決まったものの、ベスト16という結果に終わった。
▲昨年度より成績を落としてしまった大関・川端組
大関修平(商2)・川端祥(商2)組の6回戦。初めはリードし、イレブンも奪った第1セットで、相手に逆転を許す。「最後にスピードを上げられなかった」(川端)と、そのまま20-22と第1セットを落とす。第2セットも流れを戻せないまま18-21。2年連続のインカレ出場を決めたものの、昨年のベスト4という結果を上回れないまま大会を終えた。 今大会、大関はシングルスでベスト16とチームで最も良い結果を残した。しかし「普段練習していない分、つまらないミスが多かった」と反省点をあげた。
▲大学初優勝を果たした五十嵐・中田組
五十嵐・中田組は6回戦まで全てストレート勝ちを収める順調な戦いを見せる。迎えた準決勝。相手は高校時代からペアを組む中里率いる早大ペア。第1セットを先取するも、第2セットは相手に許し、最終の第3セットへ。6-11とイレブンを相手に奪われ、5点差。五十嵐と中田が衝突するといったアクシデントもあり、なかなか追いつくことができない。執念で点差を縮めたものの、18-20。もうだめかと思われたが、相手のミスもあって4連続でポイントを取り、22-20で逆転。決勝戦に駒を進めた。 続く決勝、相手は学生界でもトップレベルの日体大の松居・三浦組。第1セットを相手に先取されるも、第2セットでは8連続でポイントを決め、21-13と奪いかえす。決着は第3セットにまでもつれ込む。10-11とイレブンは相手に許したものの、そこから逆転に成功。「自分から積極的にいこう」(中田)と受け身に回っていた松居・三浦組を攻めた。第3セットの終盤からは、スタンドからの中大メンバーの応援もあって「勝たないと、と思った」(五十嵐)。一気に相手との差を広げて21-18で勝利。万年弱点といわれていたダブルスで優勝を決めた。
多くの選手は、個人戦よりも団体戦を重視していたと話す。「今回の優勝はもう終わったことに」と五十嵐。喜ぶ暇もなく、9月12日から始まる秋季リーグ戦、10月のインカレに備える。どこまでも上を目指す選手たちから今後も目が離せない。
◆大会結果
個人戦シングルス
ベスト16=大関
ベスト32=五十嵐、西村達也(商1)、吉川英太郎(商3)、西方、中田
5回戦敗退=川端、金浦大地(文4)
4回戦敗退=近藤拓未主将(商4)
3回戦敗退=宮雄大(経2)、三上昂紀(商4)、林昂宏(経4)
2回戦敗退=田崎真吾(文1)、三津川剛史(経3)、海谷
個人戦ダブルス
優勝=五十嵐・中田組
ベスト8=大関・川端組、海谷・西方組
ベスト32=宮・三津川組
3回戦敗退=近藤・林組
2回戦敗退=三上・金浦組、吉川・西村組
写真・記事:「中大スポーツ」新聞部