バドミントン部
バドミントン部 関東学生バドミントン春季リーグ戦対早大
2015年04月27日
4月25日 日体大健志館 開幕戦で勝利! 2010年春以来の優勝へ向け好スタート
昨年度23年ぶりにインカレを制覇した中大。「(インカレ優勝の)責任やプレッシャーがある」(西山監督)中で臨んだ開幕戦で勝利を収めた。実に2011年の秋季リーグ戦で明大に勝利して以来の一部リーグでの勝利だ。
開幕戦の相手は早大。昨年度の秋季リーグ戦では2-3で惜敗した相手だ。雪辱を果たしたい中大は、第一シングルスにエース西本拳太(法3・写真上)が出場する。第一セットはイレブン前まで一進一退の攻防が続くが、10-8から4連続ポイントで一気に波に乗るとそのまま逃げ切り21-14でこのセットを取る。第二セットはスマッシュやヘアピンがさえ、7連続ポイントや4連続ポイントで相手に主導権を渡さず21-10で勝利。セットカウント2-0で勝利する。 第二シングルスには近藤拓未主将(商4)が出場。しかし相手は早大のエースである古賀輝。序盤から一方的に攻められ、6-21、13-21のセットカウント0-2で完敗。近藤主将は「早々に負けてしまった。勝っていれば、後ろのダブルスが楽になれた」と悔やんだ。
第一ダブルスは海谷慎吾(文3・写真右)・中田政秀(法1・写真左)組が出場。中田は大学入学後初めてのリーグ戦だったが、全く臆することなく左腕から鋭いスマッシュを連発する。第一セットは2回の4連続ポイントで終始リードし、21-14で勝利。続く第二セットは序盤こそ競るが、8-8から7連続ポイントで突き放し、21-13でこのセットも取る。セットカウント2ー0のストレート勝ちで、チームの4年ぶりの1部勝利に王手をかける。しかし第二ダブルスに出場した大関修平(商2)・川端祥(商2)組は、昨年度の全日本総合選手権に出場した古賀輝・齋藤太一組に善戦したものの、ミスが続き14-21、15-21で敗北。勝負は最後の第三シングルスに持ち越された。
第三シングルスには五十嵐優(法2・写真上)が出場。相手は昨年度のインターハイで優勝した1年生の古賀穂だ。「1年生で勢いもあるし、自分より上だと思っていた」(五十嵐)が、試合が進むにつれて「スピードやパワーは自分の方が上だった。ラリーが続くと勝てるようになった」と得点を重ねていく。第一セットは一時逆転されるも、終盤に突き放し21-19で勝利。第二セットは長いラリーで相手のミスを引き出しリードを広げる。21-14で勝利し、ストレート勝ちを収め、3-2で早大に雪辱を果たした。この勝利は、現在所属している部員達にとって初めての一部リーグでの勝利となった。 2010年春季リーグ戦以来のリーグ優勝を狙う中大は、これまで実践形式の練習を繰り返し、実践感覚を養ってきた。また、1年生の中田は高校時代から国際大会の経験があり、ダブルスの即戦力として西山監督も期待している。「今後の中田の使い方に悩む」(西山監督)とペアは確定していないが、リーグ戦では色んなパターンを試す予定だ。明日の対戦相手は日体大。昨年度の秋季リーグ戦では2-3と惜敗しているが「ただ頑張るのみ」と西山監督。新生中大バドミントン部が始動した。
◆試合結果
◯中大3-2早大●
写真:記事=「中大スポーツ」新聞部