バスケットボール部

バスケットボール部・第93回関東大学バスケットボールリーグ戦 順位決定戦対日大①

2017年11月10日

11月7日 駒沢オリンピック公園総合運動場 屋内球技場

後半失点を重ね、第1戦を落とす   

 先月行われたリーグ戦で2部優勝と1部昇格を決めた中大は、1部との順位決定戦へ進んだ。今試合は全3戦を先に2勝したチームが勝利となる。中大と順位を争うのは1部10位の日大だ。前半、中大は序盤から攻め、リードを奪う。しかし次第に日大に強力なオフェンスを見せつけられ、持ち前のディフェンス力を発揮することができず、苦戦。最後まで流れを引き戻すことができず、順位決定戦初戦を67-95で落とした。

 

▲#2大﨑は今試合でチーム最多の13得点を挙げる活躍を見せた

 

スターター

#2大﨑翔太(総2)、#6柿内輝心主将(法4)、#9阿部龍星(商4)、#28鶴巻啓太(法3)、#71沼倉壮輝(経2)

 

 先に仕掛けたのは中大だった。「序盤はどんどん走って攻めた」と、#2大﨑が日大の外国人選手を相手に積極的にドライブインすると、鮮やかに連続シュートを沈め、流れを掴む。さらに#9阿部の速攻から、#6柿内主将のジャンパーで加点しリードを奪い、中大優位の展開が続く。しかし日大も必死に食らいつく。高さある相手選手にパスカットされボールを奪われると、連続スリーで失点、気づけば1点差に詰め寄られる。何とか逃げ切りたい中大は、#24小林千真(法4)を起点とした素早いパスワークで相手の動きを封じ込め、#22足立翔(商2)のシュートで応戦。一進一退の攻防を繰り広げる。しかし相手のシュートが次第に決まり始めると、逆転を許してしまい、前半を39-42の3点ビハインドで終える。

  ▲#22足立のシュートにチームも盛り上がった

 

 後半も日大の勢いは止まらなかった。次々とスリーを決められ点差が広がっていく。中大も積極的にシュートを放つもリングに嫌われ、得点が伸び悩む。さらにこの日は中大がファールを連発。合計21本のファールを奪われ、「フラストレーションが溜まって、中大本来のディフェンスを発揮できなかった」(荻野コーチ)とプレーに焦りが見られ始め、苦しい時間帯に。#33三上侑希(法2)のスリーや#14久岡幸太郎(商3)のシュートで形勢逆転を図るも、再び日大に突き放される。最後まで流れを引き戻すことができずタイムアップ。67-95の黒星を喫した。

  ▲#33三上は得意のスリーでチームを勢いづけた

 

 日大に先勝され、後がない中大。順位決定戦は連戦となるため、「適応力や修正力が問われる」(荻野コーチ)。短期間でどこまで修正し、万全な状態で第2戦へ臨めるか。日大に勝利しインカレへと弾みをつけることができるだろうか。

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部