バスケットボール部

バスケットボール部・第93回関東大学バスケットボールリーグ戦 対日体大②

2017年10月31日

10月28日 駒沢オリンピック公園総合運動場 屋内球技場

リーグ最終戦白星で、有終の美を飾る

 2カ月にわたって繰り広げられたリーグ戦もいよいよ最終戦を迎えた。中大は日体大の強いフィジカルをゾーンディフェンスで抑え込む。チャンスがあればダブルチームを仕掛け、インターセプト。その勢いに乗ると80-74で勝利し、1巡目の敗戦の借りを返した。この結果、中大は18勝2敗、2部優勝でリーグ戦全日程を終えた。

 

▲盛り上がるベンチ。しかし後半は熱くなりすぎて、ベンチテクニカルファウルを取られた

 

スターター

#6柿内輝心主将(法4)、#14久岡幸太郎(商3)、#28鶴巻啓太(法3)、#71沼倉壮輝(経2)、#99浅見陸人(総4)

 

 第1ピリオド、相手のエースを抑えることができない。マンツーマンディフェンスの中大は、体の強さの差をファールをすることによって、抑え込もうとしてしまい、リードを許す。しかし「迫力や動きのあるゾーンディフェンス」(荻野コーチ)に切り替え、巻き返しを図ると、見事に相手が引っかかった。ダブルチーム仕掛け、速攻を出す。オフェンスリバウンドも好調で、シュートチャンスを多く得た中大は勢いに乗る。#9阿部龍星(商4)が速攻の3対4の状況の中で攻め込み、一時は同点にまで追い付いた。その後相手にシュートを許すも、33-34と1点のビハインドで前半を終える。

 

▲#33三上は3ポイントを4本決めたが、「プレーの幅を広げてインカレで結果を残したい」とまだ上を目指す

 

 後半、#22足立翔(商2)が相手の外国人選手相手にリバウンドやゴール下シュートで張り合う。また、#33三上侑希(法2)のスリーポイントを決めてファールをもらう4点プレーも飛び出し、二人のアグレッシブなプレーがベンチを沸かせた。終盤になってもパスを繋ぎ、速攻を出し続けると、80-74で白星を飾り、いい形でリーグ戦を締めくくった。

 

▲#22足立は前回の敗戦を生かし「(ディフェンスで)留学生のところを寄っていくこと」(#22足立)を意識した

 

 2巡目は9戦全勝。1巡目で負けた神奈川大と日体大にも、2巡目では課題を修正し、確実に勝つことができた。  来年から1部リーグに所属する大学が10大学から12大学に増えるため、今年に限っては1部下位の大学との順位決定戦が行われる。中大の1部昇格はすでに確定しているが、例年だったら入れ替え戦で勝たなければならなかった。「ラッキーで上がっただけと思われないように、順位決定戦で確実に勝つ」(荻野コーチ)。中大の強さを証明して、インカレに向けて自信を付けられるか。

 

◆試合結果

○中大80(15-20、18-14、21-12、26-28)74日体大●

 

◆リーグ戦結果

❶中大②神奈川大③日体大

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部