軟式野球部

軟式野球部・東都学生軟式野球秋季リーグ戦対明学大①

2016年11月01日

10月25日 戸田北部公園野球場

三敗目を喫し、優勝は絶望的

 「最悪のゲーム」と振り返った岩崎監督。先発の福富旅史(総2)は制球に苦しんだ。毎回走者を背負いながら、3回までは明学大を0点に抑えた。だが、4回に2つの四球でピンチを招くと、後藤(明学大)に左翼への適時打を許した。さらに5回にも二つの四球を与え、1死二、三塁となったところで降板。なんとか5回途中まで投げたが、試合を作ることはできなかった。

▲先発した福富

  二番手は阿部。無失点で凌ぎたいところだったが、三番・桐生(明学大)に痛恨の適時二塁打を打たれた。その後は明学大打線を0点に抑えたが先頭打者を出さなかったのは、試合を通じてわずか1イニングのみ。終始、試合の流れを引き寄せられなかった。  打線も8回の浜谷悠平(経2)の本塁打による1点のみ。明学大先発の鈴木の前に先頭打者を出せなかった。そして、2回から5回まで毎回のようにチャンスを作ったがあと一本が出なかった。7回1死満塁の場面では秋山広樹(商3)が三振、田中右真主将(経3)が遊直に倒れ、田中主将は思わず天を仰いだ。二回のスクイズ失敗や牽制死でチャンスを潰してしまうなど、攻撃のミスが最後まで響いた。

▲七回二死満塁で遊直に倒れ、天を仰いだ田中主将

 これで三敗目。秋リーグ優勝は消滅。まさかの開幕黒星スタートから、立て直せなかった。チャンスをものにできず、四球から失点。流れをつかめない試合が多かった。「こんな展開になるとは」と岩崎監督もショックを隠せない。さらに二位以上のチームに与えられる東日本インカレの出場権獲得にも暗雲が立ち込める。だが、田中主将は「チームの調子は悪くない」と前向きに話した。東日本インカレで雪辱を晴らすためにもあと4戦負けられない戦いが続く。全国王者が正念場を迎えている。

♦試合結果

中 大=000000010=1

明学大=00011000×=2

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部