軟式野球部

軟式野球部・東都軟式野球連盟春季リーグ戦対武蔵野大

2015年11月09日

10月30日 笹目公園野球場

 

大量得点

 

▲関がホームへ生還し3点目

 

 武蔵野大との一戦は、千葉貴瑛(文3)の本塁打などで9得点を挙げ、打線が爆発して白星をあげた。

 

▲2回に本塁打を放った千葉

 

 中大は2回、先頭打者の4番千葉が「ふっとばそうと思った」と打席に立つと、打球は意のままにフェンスを越え、先制本塁打となった。「打った瞬間、いったなと思った」(千葉)と好調の4番が試合の流れを作る。  3回は姫嶋和樹(商2)が四球で出塁し、続く秋山広樹(商2)の打席の間に盗塁と相手の悪送球で三塁まで進む。秋山は内野ゴロとなるが、相手捕手が本塁へ走る姫嶋に対して守備妨害をしたため、さらに1点を加えた。

 

▲リーグ戦初先発の栗原

 

 中大は栗原崇人(文2)がリーグ戦で初めて先発を任される。「(リーグ優勝のため)大事な一戦で少し緊張した」と言うものの、5回1/3を1失点に抑えた。栗原は4回以外は毎回走者を出したが、「リードしてもらえて、(気持ちが)楽になった」(栗原)と先輩が作ってくれたリードを守った。5回は「バタバタした」(栗原)と1死一、二塁となり、青柳達郎(法3)の救援を仰いだ。「栗原がここまで何とか投げてくれたので、絶対抑えようと思った」(青柳)。二飛、投飛で打ち取り危機をしのいだ。

 

 青柳の好投が続き、試合が再び動いたのは7回からだ。1死で関祐介(文3)が右安打で出塁。2死となるも、秋山が適時三塁打を放つ。8回は先頭の千葉が内野ゴロを好走でセーフにすると、続く石井貴大(商3)が併殺崩れで出塁。田中右真(経2)、藤野正豪(商3)が2者連続四球で1死満塁とすると、青柳の適時打、関は押し出し四球を選ぶ。ここで相手投手が交代するも中大の流れは変わらない。2死一、二塁で再び秋山が2点適時二塁打を放ち、武蔵野大を突き放した。  9回は先頭千葉が四球、石井が内野安打で繋ぐ。田中が犠打で1死二、三塁とすると、藤野の適時打で2人を返し、この試合9得点と打線が大活躍した。

 

 好投を続けていた青柳だったが、9回に山場が訪れる。先頭打者に安打を許すと、1死を奪うも続く打者に三遊間を抜けられ、さらに四球を与え1死一、三塁。無失点で切り抜けたかった場面だが、一・二塁間を抜ける二点適時打を許す。2死までこぎつけた青柳だが、3番打者に遊撃手の頭上を越える適時打を放たれ、もう一失点してしまった。「勝利へ焦ってカウントを良くしようとしたら、球が甘くなり打たれた。それが怖くてコースを狙ったら四球。最悪のパターン」(青柳)となるも、気持ちを切り替え最後は左飛で抑えきった。

 

◆試合結果

中  大=011 000 142=9

武蔵野大=001 000 003=4

 

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部