軟式野球部

軟式野球部・東都学生軟式野球秋季リーグ戦対東洋大

2015年10月27日

10月22日 戸田市営野球場

無念の敗戦

 東洋大との一戦。中大は初回に先制点をあげるが、7回に逆転される。そこから粘り、8回で千葉瑛貴(文3)の適時二塁打で逆転に成功するも、9回に勝ち越され敗戦となった。

▲8回に二塁打を放った千葉

 先発は青柳達郎(法3)が7回2失点で試合を作った。「ボール球が多くて自分でピンチを作ってしまった」(青柳)と言うように、3回と4回以外は毎回走者を出してしまう。しかし「ピンチが多いわりにこの失点で抑えられたのは良かった」(青柳)と、2回は併殺を成功し、本塁に生還した2人以外は三塁を踏ませなかった。2番手は「前日に調子がよく、経験のために使った」(渡邉友徳主将・文3)と今枝宥人(商2)を起用した。ところが8回、9回と先頭打者に四球を与えてしまいペースをつかめない。9回無死一、二塁のピンチを迎えて、中大はエースの福永康(文3)がリリーフ登板。しかし福永でも流れは変えられず同点となる。そして続く打者の球は、ボテボテのゴロとなり遊撃手田中右真(経2)がうまく処理し、素早い送球で抑えたように思われたが、無情にも判定はセーフ。この回2失点で逆転されてしまった。

▲先発の青柳

 中大は後攻。先頭打者の姫嶋和樹(商2)が四球で出塁し、続く秋山広樹(商2)の打席の際に盗塁に成功し、相手の捕球ミスの間に三塁へ。3番安慶名庸(法3)が相手の失策を誘い、その間に姫嶋が生還。先制点を挙げた。  2回からは「打線に元気がなかった」(岩崎監督)と言うように、7回までの安打は1本。流れが変わったのは8回だ。姫嶋が投飛で一死となると「(姫島の打席を見て)初球は甘くなると思ったから思いっきり打った」(秋山)と打席に立った秋山は左安打を放つ。続く安慶名は四球を選び、1死一、二塁。そして千葉がフェンス直撃の安打を放ち、見事逆転した。千葉は両手を挙げ喜び、中大ベンチには割れんばかりの歓声があがった。  流れは中大に傾いたかと思われたが、9回に逆転されるとチームの雰囲気は重たくなった。9回裏も3人で抑えられてしまい、悔いが残る敗戦となった。「ついてなかったけれど、自分たちが作った結果。ここから引き締め直したい」(渡邉主将)。

◆試合結果

東洋大=000010102=4

中 大=100000020=3

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部