軟式野球部

軟式野球部 東都学生軟式野球連盟春季リーグ入替戦対亜大2回戦

2015年07月17日

7月14日 笹目公園野球場

6回コールドの快勝で、一部昇格!

▲決勝点となる適時打を放った姫嶋

 真夏日が続く中、連戦で行われた入替戦。しかし、疲労を感じさせない打線が爆発した。守備は無安打で相手を抑え込み、10-0で亜大に完勝し2季ぶりの1部昇格を決めた。

▲先発の福永

 2戦目の先発は福永康(文3)。順調な立ち上がりで、4回まで打者3人でしっかりと抑え、相手に攻撃の隙を与えない。5回、6回は先頭打者を四球で塁に出すが、2塁を踏ませること無く、無安打無得点で試合を作った。

▲本塁打を放った千葉

 攻撃は、相手のミスからチャンスを広げ得点を積み重ねた。3回は石井貴大(商3)、藤野正豪(商3)が連続安打で出塁すると、入替戦で6番に起用されている秋山広樹(商2)が四球を選び、2死満塁。続く田中佑真(経2)は、三塁ゴロを相手が悪送球した間に二塁まで進み、その間に石井と藤野は一気にホームインした。  6回は関祐介(文3)、姫嶋和樹(商2)、安慶名庸(法3)が三者連続で敵失で出塁する。関は安慶名の打席の際に本塁へ生還し、無死一、三塁で、1回戦で本塁打を放った千葉貴瑛(文3)が打席へ。「春リーグは貢献出来なかったので、入替戦では活躍したい」という気持ちが、球を左翼スタンドへ運び、2日連続本塁打でチームへ流れを呼び込む。ここで相手投手は交代したが、まだ打線は止まらない。石井が二塁打、続く藤野が四球で連続出塁。秋山はバント安打で無死満塁とすると、田中が二塁打を放ち2点追加をする。福永は死球で出塁し、1番姫嶋が左翼に適時打を放って10得点目を挙げ、コールドで勝利を収めた。

  「(1部昇格まで)本当に長くて、色んな思いがあったのでほっとしている」と渡邉友徳主将(文3)は安堵(あんど)の表情を浮かべていた。過去2度の亜大との入替戦は、チャンスを作れず接戦を落としていた。3度目の入替戦は、今までに無い中大の圧倒的な強さが垣間見えた。今季の強さについて、「3年全体が仲が良く、指摘もしあえる仲。そのチームワークに1、2年生がついてきてくれた」(渡邉主将)、「選手の距離が縮まったのがいい結果に繋がった」(千葉)と語っていた。春季リーグ戦、入替戦を通して、チームがどんな苦しい展開でも、常にベンチは明るかった。「全員野球」で掴んだ一部昇格だ。

◆試合結果◆

亜大=000 000 =0

中大=002 008x=10

※規定により6回コールド

 

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部