軟式野球部

軟式野球部 東都学生軟式野球連盟春季リーグ入替戦対亜大1回戦

2015年07月14日

7回コールドで亜大撃破! 1部復帰まであと1勝

7月13日 町田市民球場

 2部全勝優勝を果たし、入替戦へと駒を進めた中大。入替戦の対戦相手は亜大だ。亜大とは昨年度春季、秋季リーグ戦の入替戦で対戦し、今回が3度目の対戦となる。昨年度に対戦した6試合は、全てが3点差以内のゲーム。この試合も接戦が予想されたが、打線が奮起した。初回に先制すると、4回には千葉貴瑛(文3)が2点本塁打を放ち中押し。千葉は7回にもダメ押しの適時二塁打を放ち、7回コールド勝ちを収めた。

4回表2死二塁、中堅へ2点本塁打を放った千葉

▲4回表2死二塁、中堅へ2点本塁打を放った千葉

 過去2度の入替戦の初戦は亜大に敗れており、初戦をものにできるかどうかが入替戦の模様を大きく占う。その大事な一戦で、中大が大きな1勝を手にした。  初回、先頭の姫嶋和樹(商2)が内野安打で出塁。盗塁を決めると、安慶名庸(法3)がすかさず犠打でチャンスを作る。3番の千葉貴瑛が泳ぎながらも左翼へ犠飛を放ち、わずか7球で先制点を挙げた。2回にも姫嶋が適時打を放ち、有利な展開で試合を進める。

 4回には四球で出塁した関祐介(文3)が相手投手の牽制球が逸れた間に三塁を陥れ、続く安慶名が右翼へ適時二塁打を放つ。さらに、打席には先制打を挙げた千葉。1ボールからの2球目を振りぬくと、打球は左中間スタンドへと弾んだ。会心の2点本塁打で、5-0と亜大を突き放す。中大はその裏に適時打と守備の乱れの間に2点を失うが、6回に田中右真(経2)の適時打でさらに1点を追加する。

6回表1死満塁、スクイズを決めた秋山

▲6回表1死満塁、スクイズを決めた秋山

 6回、先頭の安慶名がこの試合2本目の安打で出塁すると、千葉と石井貴大(商3)が連続四球を選ぶ。1死後、この試合6番で起用された秋山広樹(商2)が、ややウエストされた球に食らいつきながらスクイズを敢行。この間に安慶名だけでなく、二塁走者の千葉も一気にホームイン。好走塁が光り、コールド勝ちまであと1点といいうところまで迫った。

 中大は7回に千葉がこの試合4打点目となる適時二塁打を放つと、その裏を先発の青柳達郎(法3)が3人で締め、9-2でコールド勝ち。大事な初戦を中大が白星で飾った。

 入替戦と梅雨の時期が重なり、試合は何度も延期。「(雨の間は)各自に練習を任せていたが、各自が高い意識でやってくれていた」と渡邉友徳主将(文3)は笑顔を見せた。  明日の対戦に勝てば、悲願の1部復帰が決まる。「連戦になるが、0勝のつもりで挑んでいきたい」と謙虚に語った渡邉主将。初戦を勝ったが、喜ぶのはまだ早い。今日の1勝に驕らず、目の前の試合を真面目に戦い抜いたその先に、チームが目指してきたゴールが見えてくる。

◆試合結果◆

中 大=110 312 1=9

亜 大=000 200 0=2

※規定により7回コールド

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部