軟式野球部

軟式野球部 東都学生軟式野球連盟春季リーグ戦対埼工大

2015年06月01日

5月25日 笹目公園野球場

福永の完封で6回コールド勝ち!

▲好投の福永

リーグ戦が開幕してから全勝の中大は、5戦目を埼工大と対戦した。攻撃は藤野正豪(商3)の満塁弾等で11得点をあげ、守備ではエースの福永康(文3)が被安打1の完封と、リズムの良い試合で6回コールド勝ちを収めた。

先攻は中大。3回にまず福永が四球で出塁する。相手投手の制球が乱れ、その後も四球や暴投が続き、安打を打たずして先制した。打線が爆発したのは4回。先頭打者の田中右真(経2)がリーグ戦初安打を中前に放った。続く阿部和樹(経2)が打席に立ち、田中は盗塁を成功する。阿部はバントで田中を三塁へ送り、阿部も投手の失策で出塁し無死一、三塁。続く打者福永で、相手の暴投により田中は本塁へ生還した。そして福永が四球となったところで相手投手が交代する。続く関祐介(文3)は死球で無死満塁、打順は1番の姫嶋和樹(商2)に回る。姫島は遊ゴロでの併殺崩れとなり、続く安慶名は死球で1死満塁。ここで打席に立った藤野が「打った瞬間入ったと思った」(藤野)と納得の満塁本塁打を放った。この回中大は6得点を挙げた。

▲満塁弾を放った藤野

5回は「強く振ることだけを考えた」(田中)と打席に立った田中が本塁打で1点追加した。6回からは相手投手が代わり、中大も1番姫嶋から打順が始まった。姫嶋、安慶名庸(法2)、藤野の3人連続二塁打等で3得点をあげた。

守備では、福永が4回まで3人で抑える完璧な投球をする。塁に出したのは5回の1被安打と6回の死球のみで、どちらもその後落ち着いて抑え、完封した。「0点で終われた良かったが、(入替戦で勝つためには)1球1球の質を上げないといけない」(福永)と語った。

リズムの良い守備から、攻撃を作ることが出来た試合であった。次戦で勝てば、中大は全勝で上位校との対戦へ挑むこととなる。「油断せず、まずリーグ戦で全勝を目指す」(渡邉友徳主将・文3)と一部昇格へ一歩ずつ進んでいく。

◆試合結果

中 大=001613=11

埼工大=000000=0

※規定により6回コールド

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部