軟式野球部

軟式野球部・東都軟式野球連盟春季リーグ戦対専大戦

2015年04月20日

4月16日 笹目公園野球場

9回3得点で逆転勝利

サヨナラ打を放ち、チームメートから手荒い祝福を受ける姫嶋      ▲サヨナラ打を放ち、手荒い祝福を受ける姫嶋(写真中央)

 春季リーグ2戦目は専大と対戦した。8回終了時、中大は1-3で負けていたが、決勝打を放った姫嶋和樹(商2)らの活躍で3得点をあげ、見事逆転勝ちをした。

 先攻は専大で、中大の先発は青柳達郎(法3)だった。青柳は初回先頭打者に安打を許すなど、立ち上がりから苦しむ。2回も先頭打者を出してしまい、その後2死三塁で迎えた打者に犠飛を打たれ先制点を許してしまった。ピンチが続いた青柳は「自分に出来ることをちゃんとやろう」と気持ちを切り替え、4、5、6回は全て三者凡退と好投を見せた。7回は、先頭打者に中越えの二塁打を打たれる。続く打者の犠打で、打球を処理した捕手・姫嶋が一塁へ悪送球。その間に本塁を突かれさらに1点を失った。青柳は7回で降板し、8回からは福永康(文3)がマウンドに立った。落ち着いた立ち上がりで、8回は打者3人で終わらせた。9回は先頭打者を四球で塁に出してしまう。続く打者を三振で抑えるが、二塁打を打たれ1死一、三塁。無失点で切り抜けたいところだったが、二塁手の野手選択により痛恨の1点を許してしまった。

▲先発の青柳

 攻撃は「打てそうで打てない苦手な相手」(渡邉友徳主将・文3)と、相手の投手に苦しむ。中大が6回までに打ったヒットはわずか2本、攻撃のリズムをつかめずにいた。流れが変わったのは7回、先頭打者の渡邉主将が「前の三振を取り返そう」と左翼へ本塁打を放った。そして1-3と2点ビハインドで迎えた最終回。1死走者無しで、秋山広樹(商2)が死球で出塁しチャンスをつくる。続く山木純輝(経2)、阿部和樹(経2)の連打で1点を追加し1死一、二塁。福永の代打小西崚太郎(法3)が倒れるも、9番・関祐介(文3)が右翼方向へ同点打を放った。2死一、三塁となおもチャンスが続く中、打席に立ったのは姫島。「7回の悪送球をとにかく取り返したかった」と右中間へ逆転打を放ち、選手達はグラウンドの真ん中で歓喜の声をあげた。

 「序盤の2失点は失策がらみ」(岩崎監督)と、守備では課題が目立った試合ではあった。しかし2試合連続で逆転勝利をしており、「粘りがあるのが強み」(渡辺主将)と最後まで諦めないプレーを見せた。

◆試合結果 専大=010 000 101=3 中大=000 000 103x=4