「中大スポーツ」新聞部
自転車競技部・全日本大学対抗選手権自転車競技大会4日目
2017年09月06日
9・3 長野・大町市美麻 公道周回特設コース
2年連続準優勝でインカレを終える
インカレ最終日。快晴の中、1周12.6㌔を14周、計176.4㌔を競うロードレースが行われた。スタートして間もなく、髙橋優斗(法3)、直井駿太(経3)らが集団から飛び出し、5名の逃げが形成。ローテーションを繰り返し、集団と5分以上の差をつける。
▲給水をうけとる髙橋
しかし、5周目あたりから髙橋が先頭集団からこぼれ脱落。石井(鹿屋)、吉岡(京産)そして直井の3名での勝負となった。「100人レベルの集団相手に3人で戦うのはすごく孤独だった」(直井)。しかし12周目あたりで直井が一気に引き離される。「勝負がかかったところで僕が踏めなかった。体を使い切っていた」(直井)。集団の追い上げもあり、直井もあえなく脱落。しかし、「あそこまで逃げ切れたのは僕が積極的にまとめたからだとはっきり言える」と悔いのない3年生らしい走りはできたと語った。
▲厳しい表情を浮かべる直井
中大トップで完走したのはメイン集団にいた橋詰丈(法3)。14位でのゴールとなった。インカレ初出場となる1年生3人も見事完走。今後に期待がもてる結果となったが、ポイントを獲得できたのは橋詰のみ。さらなるレベルアップが必要とされる。
総合成績は、昨年に引き続き2位。今年もあと一歩のところで総合優勝には手が届かなかった。「インカレはやはり奥が深い。一筋縄ではいかないなと思った」(直井)。1年の集大成であるインカレ。来年こそ表彰台の真ん中に中大の姿を見たいものだ。
◆大会結果
ロードレース
⑭橋詰丈(法3)
㉔奥村十夢(商1)
㉗尾形尚彦(文1)
㉟水野槙人(文1)
DNF
原井博斗主将(法4)、髙橋優斗(法3)、今村駿介(法2)、直井駿太(経3)
総合結果
①日大 82pt
②中大 53pt
③鹿屋体大 35pt
写真・記事:「中大スポーツ」新聞部